“尿検査”

 

尿検査って聞いて
ドキッとした方・・・

 

あなた
何か悪いことしてませんか???

 

 

 

 

 

というのは冗談ですが、

人生これまで何回かは
尿検査を受けられたことが
あるんじゃないかと思います。

 

 

一般的には
オシッコの中に
タンパク質が含まれとらんか? という
尿タンパクとか

オシッコの中に
血が混じっとらんか?という
尿潜血とか

オシッコの中に
糖が溶け込んどらんか?という
尿糖などという

腎臓・肝臓 辺りの病気
糖尿病なんかの病気を
発見するためにすることが多いです。

 

 

尿検査で
なんでそんなことが分かるか?って言ぅと、

オシッコ
全身をめぐっとる血液

腎臓を通過して
オシッコが作られとるんで、

 

身体のどこかで異常が起こると
異常のある部分から
何かしらの成分が漏れ出して

それが
血液中に溶け込んで
腎臓まで運ばれてきて

腎臓のろ過装置を通過して
オシッコの中にしみ出してくることで

 

あれっ???

この成分が
しみ出してきとるってことは

身体のアッコら辺で
異常が発生しとるんじゃないん???

となる訳です。

 

 

 

 

ただですね、

腎臓の中にあるろ過装置は
非常に目の細かい網目になっとるんで

あんまり大きい成分
編み目に引っかかって
オシッコの中には出て来んのんです。

 

つまり
小さい成分しか
検出できんのんです。

 

 

ですが
あんまり小さい成分
今度はその成分を同定しにくい・・・

 

こういう矛盾が
長年にわたってあったんですが、

技術の進歩により
最近では小さな成分が
何かを同定できるようになってきたんです♪

 

 

 

でね、
最近分かってきたことは

オシッコの中に
マイクロRNAというもんが
溶け込んどることが分かってきた。

このマイクロRNAってものは
身体の中の細胞ごとに
特有のモノが分泌されとって

実に全部で
2,000種類以上 あるとされてます。

 

 

つまり
がん細胞から分泌されるマイクロRNAが
オシッコの中に含まれとったら、

それは
身体のどこかにガンがあるって証拠になりますよね。

 

 

まだ
実用化までには
時間がかかりそうとのことで

10年後の実用化を
目指すと開発チームは言ぅてますが、

 

おそらくね
これからの発達度合いを考えると

5年後くらいには
なんとかなるんじゃないかな?
とワシは勝手に目論んどります。

 

 

あっ、
何のガンか言ぅてなかった・・・

今のところ、
肺、膵臓、肝臓、ぼうこう、前立腺のがん、
以上 5種類を検査できるみたいです。

 

 

 

これからの開発で
もっとたくさんのがんを
見分けられるようになるでしょうし、

健康診断で採取した
オシッコのあまりで
検査できるみたいなんで、

血液検査以上に
簡単に検査できますよね♪

 

 

そうなれば
まだがんの治療が効果を発揮しやすい
早期発見、早期治療に繋がりやすぅなる♪

 

 

 

それにしても
この技術の内容がすごい。

 

マイクロRNAを
回収する装置なんですがね、

長さ2マイクロメートルの
酸化亜鉛の小さなハリを

樹脂の表面に
大量に敷き詰めとるんですって。

 

1マイクロメートルってのは
1000万分の1mm のことですから

これを敷き詰めた表面を
肉眼で見たってそのハリはまったく見えんレベルです。

 

 

これを
樹脂表面に
キレイに敷き詰めるっていう技術が

これまた
すごいと思いません???

 

 

 

2018年も
こういった新しい技術が
どんどん開発されてくんでしょうねぇ・・・

ワシが実践しよる
東洋医学とは似ても似つかんことじゃけど、

西洋医学の技術と共存しながら
2018年も精進してまいりたい!!

と、年の瀬に思うのでした。。。

 

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