朝っぱらから
しかも今年最後の土曜日に。。。
こんな話題ですいません・・・
東京慈恵会医科大は、
寄生虫の卵を飲ませて
免疫状態に
変化を起こす治療法の
臨床試験を始める。
まずは
安全性を確認する。
あなたなら
どうですか???
寄生虫の卵を
飲めますか???
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ワシは
意識して飲みたくない・・・
これは
免疫システムのメカニズムに
端を発する話なんじゃけど、
免疫システムってのは
細菌やウイルスに反応するタイプと
寄生虫や花粉に反応するものの2タイプあります。
どちらか一方にスイッチが入ると
もう一方の働きが抑えられて
バランスを取り合う
っていう性質があるんですね。
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乾癬(かんせん)や炎症性の腸の病気は
細菌に反応するタイプで
寄生虫の卵を飲んで
わざと感染させると
細菌に反応する免疫を
抑えることができるんで
そちらの病気の症状を抑えられるね♪ っていう寸法。
これが巧く治療法につながれば、
なかなか治りにくい
乾癬(かんせん)や
潰瘍性大腸炎なんかの治療につながるかも♪
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ちなみに
今回の臨床試験では
『豚鞭虫』(ぶたべんちゅう)という
線状の寄生虫の卵を飲んでもらうそうです。
この虫は
豚やイノシシに寄生して
下痢などを引き起こすそうなんですが、
欧米での臨床研究では
便が軟らかくなるなどの症状はあったものの
重い副作用は報告例がなかったそうです。
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それと
2週間くらいで便とともに排出されるんで
後に残る心配もないとか。
ヒトの暮らしの長い歴史から見ると、
寄生虫などが
ヒトの身体に住み着いとることはごく普通のことで
寄生虫との共存が
本来の形という方もいらっしゃいます。
どういう意味で『本来の形』っていうんはあるけどね・・・
共存しとっても不思議じゃないって意味ならね。。。
それこそ
『アニサキス』やら
『サナダムシ』なんかの寄生虫は
日本人にとっては
非常に身近な存在ではあります。
そもそもね
東洋医学では
似たような話をとっくにしてます。
皮膚病などを起こすんは
五臓六腑の中の肺という臓が弱ったり、
異常亢進したら起こります。
この肺と
ウラオモテのズブズブの関係なんが
大腸なんですが、
大腸 の働きが悪ぅなると
肺の働きも狂って皮膚病が出たりするんです。
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ちなみに
肺は呼吸器疾患や感染症とも
深いつながりがあって、
要するに
免疫システム にも深い関わりを持ってます。
つまりは
お腹の健康は
免疫システムの健康につながっとると。
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そう考えれば
近年の食事の欧米化は
日本人のお腹の調子を
狂わしがちかもしれませんねぇ・・・
さらに言えば
ジャンクフードや冷凍食品、
コンビニ弁当などのオンパレードは
お腹にとっては
相当、深刻な問題かもしれない・・・
お腹の調子を
整えるのに大切なんが発酵食品。
発酵食品って言ぅと
ヨーグルトとか頭に浮かぶかもしれんけど、
日本にも
いっぱい発酵食品がありますけぇね。
納豆に漬物、
みそやらしょうゆも発酵食品です。
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日本古来の食事は
日本人のお腹にとっては
とっても合ぅとるメニューです。
欧米風な食事を
まったく否定するつもりはないし、
ジャンクフードも
冷凍食品やらコンビニ弁当も
否定するつもりはありませんが、
ベースには
和食を持ってくることをオススメしたいな♪ と。
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