2017年を振り返って・・・

早いもので
2017年も今日を残すだけとなりました。。。

今年も
いろんなコトがありました。

 

 

 

1月には
第45代 米国大統領に
ドナルド・トランプ 氏が就任。

 

アメリカ・ファーストを唱え、
グローバリズムから
ローカリズムへの転換と言われ、

極端な言い方をすれば、

昨今の
自分さえ良ければえぇ♪
みたいな考え方にも通じるのかなぁ・・・
なんて思ぅてみたり。。。

 

 

とは言え
現実的には、

とくに
医療の世界では

グローバリズムの流れは
止めようもなく、

6月には
ヒアリの上陸が
国内で初確認されました。

 

ヒアリだけでなく
これだけ世界中を
人が行き来する世の中ですから

海外からの病気が
国内に持ち込まれることも
これからは想定しとかんとイケンですよね。

 

 

 

同じ6月には
歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの妻で
フリーアナウンサーの小林 麻央さんが

乳がん
34歳という若さで亡くなられました。。。

 

彼女は
闘病を包み隠す来なく
世間にお披露目してくださったので

多くのがん患者さんを
勇気づけてくださったと共に

医療・治療に対して
一定の啓蒙を施してくれました。

 

 

死に際しては
週刊誌や報道などで
いろいろな憶測も流れ

ご自身やご家族の意思とは
かけ離れたこともあったんじゃないか?
そんなことも思いますが、

彼女の勇気や想いは
我々、一般人の価値観に
影響を与えてくれたんじゃないかな。

ご冥福をお祈りいたします。。。

 

 

 

8月には
臍帯血のずさんな使用が
世間の注目を浴び、

医療に対する
疑念を巻き起こしました。

 

提供してくださった方は
おそらく大変尊いお気持ちで

臍帯血をご提供してくださったのに
お金儲けのタネに流用されていた・・・

個人的には
非常に許しがたい事件でした。

 

 

 

その他にも
医療の世界では

IT技術の台頭が
より鮮明になった
一年じゃったとも思います。

 

ビッグデータの活用や
人工知能 AI による
薬や治療法の開発などは

この一年で
大きく飛躍し
実用化が見えてきたような感じがします。

 

 

 

また
ゲノム創薬だとか
遺伝子治療など

これまではなし得なかった
生命の根源である遺伝子をイジる医療も

この一年で
様々な形を見せ付けたような気がします。

 

そこまで
イジくってほんとうにえぇのか???
という想いが個人的にはありますが、

医療の世界の
大きな流れを変えることは
簡単ではありません。

おそらく2018年も
こういった医療は発達していくでしょう。

 

 

 

ただ
それを我々、今を生きる人間が
どこまで受け入れるのか?

どこまでを許容して
どこからはダメなのか

早急に議論して
詰めていくべきではないか?
と感じています。

 

 

野放しにして
技術の発達に合わせるように
何でもありになってほんとうにえぇんか?

遺伝子を触ることで
取り返しの付かないことにならんのか?

そういう危惧があります。

 

 

 

来たる 2018年も
医療技術の進歩

相変わらず
止まることはないでしょう。

それは
仕方のないことなのかもしれない。。。

 

ですが
使う側の我々人間 が

どう使うのか?
これが試される
一年になるんじゃないかな。。。

 

欲望に身を任せ
流され続けていると

大きなしっぺ返しが来るような
そんな不安感を抱いてしまうのです・・・

 

 

 

つまりは
これからの医療技術の進歩は

自然の摂理に反する場面を
産み出してしまうんじゃないかなと。

 

人には寿命があります。

人はいつか必ず死ぬのです。

 

自然を大きくねじ曲げる
そんな行いの先には
必ずや大きなしっぺ返しが待っている・・・

 

 

 

うちの治療院では
2018年も相変わらず

自然の摂理に合わせた
東洋医学を愚直に行ってまいります。

 

親から
生命を受け継いで

いつか
必ず死んで逝く。

 

当たり前のことを
当たり前に受け入れながら

生きている間を
いかに幸せに生きていくか。

 

そのための健康であって
欲望のためのねじ曲がった健康ではない。

 

来年も
そこを追求しながら
精進を積み重ねて行きたいなぁ・・・ と。

 

 

 

本年も
格別のお引き立てをいただき
誠にありがとうございました。

来たる2018年も
またごひいきいただければ幸いです。

 

 

それではみなさま
良いお年をお迎えください。

 

 

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