早いもので・・・
今日はもう3日・・・
三が日が
過ぎ去って行く・・・
さて、
今年の
菊一堂鍼灸院も東洋医学全開で!
日々の治療に当たってまいります!!
まぁ
毎年、これは変わらない・・・
細かい内容は
アップデートされてると思いますけど、
基本的には
東洋医学だからこそ
提供できることを
望んでいただいてると思ぅとるから。
病院で良くなるんなら
病院で良くなればえぇ♪
それを
提供してくださる場所は
今の時代、たくさんある訳で、
病院で巧く行かんかった時こそ
まったく考え方の違う
東洋医学の出番!! じゃけぇね♪
そんな東洋医学は
いわゆる診察をしてく時にも
西洋医学とは大きな違いがあります。
四診(ししん)
って言ぅんですが、
望診(ぼうしん)、聞診(ぶんしん)、
問診(もんしん)、切診(せっしん)という
4つの方法を駆使しとるんです。
望診(ぼうしん)ってのは
望んで診るってやり方で
これは
患者さんが治療室に入ってきた時から
すでに始まってます。
顔やら肌の色艶を見たり
身体つきじゃってそうですね。
目の輝きやら
唇の色なんてのも
重要な情報です。
あとは
髪の艶とか爪や舌(ベロ)なんかも
詳しぅ診ていくと
身体の中の状態が
ある程度、読めてきます。
おそらく
西洋医学のお医者さんも
なんとはなしにしとってじゃろぅけど、
東洋医学では
それをキッチリと意識しとる訳です。
ただね・・・
あんまりジロジロ見よっても
分からんもんなんです。。。
この辺が修行でね、、、
勉強し始めた頃は
ジロジロ見よると思うんですけど、
だんだん
パッと見た時の 印象 みたいなもんが
大切になってくるんです。
細かく診ようとし過ぎると
訳が分からんくなってくる。。。
不思議なもんですが
パッと見の印象の方が正しいんです。
それから聞診(ぶんしん)。
患者さんから
しんどいのやら身体の状態を聞くんは
次の問診に任せてあるんで
ここでは
声の調子やら高低、
それに
体臭とか口臭といった
匂いで情報を得ます。
単純に
口が臭い・・・ って話じゃないです。
口臭でも
どんな匂いの種類かとか
声の調子も
何かしら患うと
特徴的な声質が出てくるんです。
まぁただ
これはけっこう難しい・・・
いつも来てくださる患者さんなら
変化が分かるんですが、
初対面の方だとなかなか・・・(苦笑)
それから問診(もんしん)。
これは
病院でもやってでしょうけどね。
中身は
けっこう違うんです。
たとえば
汗が出る と
ひと口におっしゃっても、
緊張した時に出るのか?
寝汗として出るのか?
更年期障害の時の
ホットフラッシュのように
パッと出てのぼせとるんか?
まだまだ
いろんなタイプがありますが、
これ全部、
身体の中の様子は全然違う訳です。
こんな風に
問診では
身体の中の状況 を
ある程度、予測しながら
お話を細かく聞き出して行くんです。
先ほどの
望診やら聞診なんかと合わせて
問診も
上手になってくれば
これだけで
だいぶ身体の中の様子がうかがえる。
最後に
切診(せっしん)です。
『切る』って書きますが、
別に刃物を使って・・・
なんて物騒なもんじゃありませんが、
治療家の手で
患者さんに実際に触れて診ていく方法。
鋭い刃物のごとく、
切れ味よろしく診断してくってイメージ。
これが
病院とは大きな違いかもしれませんね。
鍛練を積んでいくと
指先から感じる情報が
数千にも、数万にも及ぶ情報を
拾い上げてきてくれるようになります♪
脈を診たり、
お腹や背中、痛むところなどに
触れることで
局所の情報はもちろん、
身体の中の情報まで
いろんな情報が分かります。
これで
望診、聞診、問診で
見えてきた身体の中の様子を
最終的に確かめて
確定させていくようなイメージ。
すごい治療家になると
これだけで全てが分かる♪ なんて
古い書物には書いてますが、
ワシには
まだまだ無理です・・・
格好付けて
そんな無謀なことはできません・・・
まだまだ修行です・・・
こんな風に
東洋医学は
患者さんの
心も身体も合わせた全部を診てますけど、
こちらの治療家も
全身を使って診とるんです。
検査機器のない時代に
発展・発達してきた医学なんで
全身、全神経を
駆使するより他ないんですね。
最近は
えぇ検査機器があるんですから
どんどん使えばえぇんです。
けど・・・
人間は
定量化できん部分もある訳で。
そういう所に
考えを馳せようと思えば
AIにはムリなんです。
そこは
診る側 が
人間じゃなくっちゃ♪
そういう
ドロ臭い医学なんです。。。
それしか
できない んです・・・
まぁ
でもこれを
愚直に続けるしかない。
それを
求められとると
勘違いしとるんで・・・
明日から仕事始めって方も
いらっしゃるようですね♪
うちは
明後日、5日から
通常通りに鍼療させていただきます。
さぁ今年も
東洋医学バリバリ全開で♪
やってまいります。
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