言葉くらいは
聞いたことがある方も多いかと思いますが、
これからの医学は
遺伝子操作の時代に
入ってくるんでしょうね。。。
遺伝子ってのは
細胞ひとつひとつに含まれる
DNA上にある遺伝情報。
この遺伝情報を読み取って
タンパク質を合成していくことで
身体の形も作られとるし
身体の機能も維持されとります。
この遺伝子を
人工的に操作することで
身体のメカニズムに
良い影響を及ぼうそうってのが
これからの医学の
主流になってくるでしょうって話です。
がんなんていう病気は
細胞が分裂して増える時に
遺伝子のコピーミスが起こることで
遺伝情報の異常が起きて
異常に増殖する細胞が
生まれてしまうのが原因です。
他にも
遺伝子の異常が基になっとる病気が
たくさんあります。。。
たとえば
血液のがんと呼ばれる白血病。
これも
遺伝子の異常が基になっとる病気です。
これまでの
白血病の治療は
抗がん剤で白血病細胞を叩いて
血液細胞を
ほとんどなくした状態にして
新たに生まれてくる
正常な血液細胞に置き換えようとしたり、
他人様からいただいた
骨髄を移植をして
異常な細胞を作り出すのを
止めようとかする方法がメインでした。
その他に
患者さんの血液を採取して
その中から免疫細胞を取り出して
身体の外で
免疫細胞を増やして再び身体に戻して
その免疫細胞に
白血病細胞を叩くっていう方法も行われとりました。
しかし
この方法では
がん細胞自体が
免疫が逃れる仕組みを手に入れとったり、
身体に戻す
免疫細胞の量が足りずに
十分な効果を
得ることが難しかったりってことも。。。
そこで
米製薬大手の
ノバルティス社が開発したのが
CAR-T細胞治療。
患者から取り出した
リンパ球の一種『T細胞』を
遺伝子操作し、
①白血病細胞の
目印を認識する
②T細胞自身が増殖する
という機能を加えた
『CAR-T細胞』を体内に戻すと、
白血病細胞を
次々に攻撃するようになった。
投与も1回で済む。
読売新聞より抜粋・一部改変
白血病にも
実はいろいろタイプがあって
この『CAR-T細胞治療』が
治療薬として承認されたのは
リンパ球のうちの
『B細胞』ってのが
がん化して発症する
急性リンパ性白血病が対象になってます。
米国での臨床試験では
63人の患者さんのうち52人が
3ヶ月以内に白血病細胞がほぼ消えたそうです。
これまで
救えなかった患者さんにも
よぅ効いとるらしいです。
こういった
遺伝子操作を使った治療法は
他の分野でも応用が期待され
研究・開発中らしく
これからは
こういった治療法がどんどん出てくることでしょう。
しかしね・・・
遺伝子って
ヒトの根源ですからね・・・
考え方によっちゃぁ
まさにこれを根本治療と呼ぶんかもしれんけど、
ヒトを根底から覆して
治療をしていって大丈夫なんか???
って気もするのです。。。
心配し過ぎでしょうかね・・・
事実ね、
この治療法の臨床検査では
高熱に苦しめられたり
っていう副作用はもちろんのこと、
呼吸不全などという
重大な副作用も報告されとって、
長い目で見てみると
身体の機能の根底に
悪影響を及ぼすかもしれんよね・・・
現代の医療は
利益 > 副作用なら
治療を決行します。
そういう判断基準で
治療が進んでいくことは多いです。
ただこれは
実際に治療してみて
後で振り返ってみたら
『そうでもなかった・・・』
という結果に至ることもあります。。。
まぁなんにせよ、
遺伝子操作ってのは
自然とは相入れにくい・・・
ってことです。
かと言ぅて
東洋医学で治療してくことが
正解とも言いにくい・・・
この辺で先ほど言ぅた
どちらを選択するか?という
治療の判断基準が
大切になってくるんじゃないかなと。
西洋医学と東洋医学を
フラットに机の上に並べて、
あなたの想いも加味しながら、
ほんとうに
あなたにとって
最善なんは何なんじゃろぅ???と
深く考えていくことが
大きな病気の場合には必要になります。
その時に
知識の提供ができるよう
これからも
いろんなコトを勉強し続けて
あなたのお役に立てればな・・・と。
病院で良くなる病気は病院で!
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菊一堂鍼灸院 では、
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