知的障害。
1, 知的機能に制約があること
2, 適応行動に制約を伴う状態であること
3, 発達期に生じる障害であること
という3つが揃えば知的障害と診断されます。
乳幼児期では
他の子との交流が巧ぅいかんかったり、
言葉に遅れがあったりします。
小学生から中学生くらいでは
授業に付いていけなかったり
複雑なルールのゲームができなかったり。
大人になってくると
日常的でない判断が難しぅて
時に判断を誤ってしまったり、
悪意の接触にだまされることがある。
こんな特徴があります。
明確な分類が
非常に難しい疾患であり、
軽度から重度まで
病状もいろいろありますし、
身体的な障害を
持った子もおればそうでない子もおるし。
そんな知的障害の子どもに
本来、統合失調症に使われる抗精神病薬が
使われることが多いんです。
医療経済研究機構などの
研究チームが行った調査では、
知的障害のある子どもの8人に1人、
1割強の子どもに処方されとるという結果が出てました。
統合失調症と
知的障害は全然違う病気です。
したがって
使われるべき薬も違うハズじゃのに。。。
抗精神薬を
処方された子どもを年齢別にみてみると、
3〜5歳で3.7%、
6〜11歳で11.0%、
12〜14歳で19.5%、
15〜17歳で27.0%と
年齢が上がるほど処方割合が高くなっています。
また
1年あたりの処方日数が
小学校入学以降に長期化していたそうです。
統合失調症の薬が
お医者さんから処方される理由は
おそらく・・・
暴力や自傷行為などの抑制目的じゃと思います。
確かに
知的障害を持つ方は
様々なり理由で自傷行為や他社への暴力が発生しがちです。
ですが、
世界精神医学会というところの示している診療指針では、
精神疾患が原因でない行動障害
つまり
知的障害がする自傷行為や暴力と同じ意味になりますが、
これについては
子どもの特性に応じた環境の整備など
薬に頼らない治療を推奨しています。
じゃぁ現時点で
そういった環境が整っているか?と言えば
まだまだ足りてないのが現実でしょうけど、
安易に薬を使ってないか?
とは思うのです。
こういった子どもの障害は
個々の特性に合わせることが非常に重要である反面、
『一律に』できんし、『正解』がないんで、
対応が非常に煩雑で難しいものです。
しかし
個々に合わせて行ければ
驚くべき成長を見せてくれることもある。
ぜひ少しずつでも
環境の整備が進んでいくことを願っております・・・
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