『不妊を東洋医学的に解説!【その8】

 

前回は
子宮や卵巣の力を付けるために
東洋医学的な解説をしました。

前回のお話は⇒『不妊を東洋医学的に解説!【その7】』

 

 

 

今回は
不妊にまつわるストレスを緩和するための解説を。

 

 

 

不妊治療に限らず妊娠・出産が遅いと
家族や親族はもちろん知人・友人からまでも
『お子さんは?』なんて聞かれて

それだけでも
けっこうなストレスをもらっちゃう方も多いですよね。。。

 

 

ましてや
ご家族からのそういった声になると

ストレスってよりも
もはやプレッシャーじゃったり・・・

 

 

その他にも
知人・友人が自分よりも先に妊娠・出産にこぎ着けると
自分へ対する焦りいら立ちを感じたり、

不妊治療を続けてくだけでも
期待不安が何度も続けば

精神的にも
フラフラになっちゃいますよね。。。

 

 

 

そんなストレスを受けると
身体はいろんな反応を示します。

 

 

例えば
イライラであれば
の臓が影響を受けやすい。

 

肝が影響を受けると
肝に蔵しとるを消耗しやすかったり。

血を消耗すれば病的な熱が出て来て、
その熱がまたイライラを助長したり。

 

こんな時には
血を増やしてあげて
病的な熱を冷ましてあげることが必要。

 

漢方薬なら
加味逍遥散とか抑肝散なんてのが効き目があります。

 

 

 

例えば
期待不安ヘロヘロになってる方は
心の動揺により血が渋滞しとるような状態に。

血流を正常に戻していってあげないといけませ。

 

漢方薬で言ゃぁ
女神散とか四逆散なんてのが効きめあります。

 

 

 

あとストレスが
胃腸に来ることもありますね。

 

こうなると
胃腸が疲れて動きが鈍ぅなっとるんですね。

胃腸って
食べた物を消化吸収して
身体の栄養源を全身に循環させるとこですから、

胃腸の動きが鈍ぅなってしまうと
いろんな巡りが根源的に悪ぅなってしまいます。

 

お腹が張ったり
それで苦しかったり
気分的にもうつうつとしてしまう・・・

 

 

こういう時には
胃腸の働きを整えてやる。

 

漢方薬で言えば
大柴胡湯なんていうので
胃腸に溜まった熱を抜いてやるというかね。

 

 

最期に
精神的に疲れ果ててしまって
気のめぐりが渋滞して止まっとる場合。

 

これもね
気が巡らんことで血も水も動かんくなるんで
気をめぐらしてあげることが大切になってきます。

 

継続したストレスがあって動悸がよく出る人や
思い悩んで眠りが浅いような人がこのパターンのこと多いですが、

漢方薬なら
柴胡加竜骨牡蠣湯ってヤツで
精神的な動揺を鎮めてあげなくちゃイケマセン。

 

 

 

ストレス
卵巣の機能に悪影響を与えます。

卵子が十分に育たんくなったり、
女性ホルモンの分泌に狂いが生じてきたり・・・

 

精神的なもんで
不妊が助長されるってことは大いにある訳です。

 

 

 

ストレス
この世の中にはあるもんです。

それ自体は
諦めてしまった方がえぇです。

 

それに対して
いちいち愚痴っとっても
何も解決せんし自分の心が余計に病んじゃう。

 

ストレスがあること自体は
もう受け入れちゃって
気にしないとか発散するとか対処する方法を考えていくべきです。

 

 

それでも
悪影響を受けちゃった時は
東洋医学で治療しちゃいましょ。

 

間違えても
タバコに走ったり
暴飲暴食に走ったり

ましてや
精神科の薬なんてダメですよ!!

 

精神科の薬なんて
身体の巡りを止めちゃうものが多いし・・・

 

余計に
身体に負担をかけちゃうから・・・

 

きちんと
身体の中が今どうなってるか?
身体の中のメカニズムみたいなんをしっかり診てもろぅて
それに合った治療をしてもらえる所で治療を受けてくださいね!


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