不妊を東洋医学的に解説!【その10】

 

前回は
冷えを改善するための東洋医学的な解説をしました。

(前回のお話は⇒『不妊を東洋医学的に解説!【その9】』

 

 

 

今回は多くの方がお悩みの
月経不順の東洋医学的解説を。

 

 

 

まずは正常な月経周期のお話を。

 

そもそも
『正常な』月経周期をちゃんとご存知でしょうか???

 

 

東洋医学的には
28日±2日くらい正常です。

 

 

 

一説によると
夜の灯りがほとんどなかった時代は『25日』くらいが普通で、

夜の灯りが登場して以来
だんだん周期が延びてきたという説もあるそうです。

 

電灯が登場してからは
さらに半日〜1日以上延びてきてるらしいという話も。

 

 

と諸説ありますが、

まぁ現代に当てはめれば28日±2日くらいが正常で、
この日数を逸脱してくると月経不順かな?ということで治療の対象になります。

 

 

ただし、
1〜2回くらいの月経不順は
その時の体調次第でたまたまってこともあるんで

3回以上続くようじゃと本格的に治療せにゃぁイケンですね・・・
って深刻めに考えていきます。

 

 

 

ほいで
東洋医学的なとらえ方として

周期が短ぅなるんは身体全体として熱っぽいことが多く、
周期が長ぅなるんは血が少ない冷えのことが多い。

 

そんな風にまずは大きくとらえてます。

 

 

あと月経が飛ぶのは
よっぽど身体が弱っとる
瘀血(おけつ)の可能性が高いなと考えています。

 

 

 

それで
おおよそ5〜7日間続くんが正常範囲で、

これより短いのは排卵がないことが多く、
ダラダラ続くんは身体が弱って漏れて止められんって感じです。

 

 

 

それからそれから
経血のとか匂いとかとか見てらっしゃいます???

 

色が濃いのはのせいで、
薄めなんは冷えのせい。

 

すり傷でもして出血した色が正常です。

 

 

 

匂いがキツイのは
匂いがないのは冷え。

 

 

コロッ、ツルッとしたがあるんは湿気が絡んだ瘀血
サラッとした塊冷えの絡んだ瘀血が考えられ、
経血に粘り気があるんは熱っぽさを現しています。

 

 

 

あとは
月経と大便の関係にも注目しといてください!!

 

月経中に下痢するんは
日頃から胃腸に負担をかけとる方や血が少なめの方に多いタイプで、

 

月経前に便秘するんは
普段からストレスを抱えとるタイプの方に多いです。

 

 

 

他にもいろいろ観察してもらいたいんですが、

ワシら治療家からしたら
月経の話はお話をうかがうしかないんですよ・・・

ワシら自身が確かめることは難しいんでね。

 

あなたの話が
頼りになるんです。

 

それで、よぅよぅ観察してもらいたいんです。

 

 

あなたからのお話と
脈を診たりお腹を診たりいわゆる診察した情報とを合わせて
身体の中の状態を推測していくんですが、

 

東洋医学的に診ると
血が熱を持っとる
少のぅて冷えとるかの問題と
瘀血の問題がほとんどです。

 

西洋医学で言う女性ホルモンの問題も
東洋医学で言えば『血』の問題として治療していけば解決します。

 

 

 

ほいじゃけぇ

血の熱を冷ますか

血を増やすか

瘀血を取り去るか

の方針で治療を進めていきます。

 

 

 

最低でも
月経3周期分くらいは時間がかかるかなぁ・・・

 

まずは
これくらいの時間は見積もって治療に当たってもらいたい。

 

状態が悪ければもっと時間はかかりますが
つらい症状が変わってくるのは割と早いので実感はしていただけると思います。


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