都は昨年11〜12月、
あきる野市、調布市、大田区を対象にアンケートを配布。
回答があった2,116人のうち410人に
血液検査や問診などを受けてもらった。
読売新聞より抜粋
なんのっ???
申し遅れました・・・
花粉症の話です。
アンケートや検査結果などから
48.8%の方がスギ花粉に対して抗体があったそうです。
要約しますと・・・
つまりは
2人に1人が花粉症ってことです。。。
これまで都が同じ地域で実施した調査では、
1996年度で19.4%、2006年度で28.2%じゃったそうで
約10年の間にさらに倍っ!並みに
患者さんが増えとるというこの事実・・・
なんなんでしょうね・・・
なぜなんでしょうね・・・
花粉症って不思議なもんで
スギ花粉の源泉である自然あふれた山間部では患者さんはそれほど多くなく、
人工的な都会ほど患者さんが多かったり。。。
これって
生活環境が大きな要因なんじゃない???
東洋医学的に考えると、
最近の住環境は機密性の高いお部屋で
エアコンを使って暖を取るじゃないですか。
あれってすごい空気が乾燥するし、
すきま風もほとんどないお部屋ですから
部屋の中では薄着で過ごせるくらい温かい♪
食生活の要因もデカいとは思うんですけど、
乾燥と温か過ぎのせいで粘膜とか肺が乾き切って
襲ってくるスギ花粉に対して防御力が落ちとるんじゃないか? と思うのです。
実際、治療しようと患者さんの身体を診てみると
胸に熱が多ゅぅて、身体を潤す津液ってのが不足がちになってます。
この辺を治療していくととりあえず症状は軽ぅなる。
根本的に改善しようと思うと
さすがにけっこうな時間が必要になりますが、
それでも気長に治療してもらいよると花粉症がかなり楽になっとってです。
うちの場合、花粉症の治療で継続して通ってもらうってより
体調管理的にメンテナンスをしよる方が結果的に花粉症が楽になった♪ってなる感じですが。。。
東洋医学的に冬の過ごし方を考えてみると、
ある程度寒さに身体をさらして、
皮膚っていぅか毛穴っていぅかキュッと引き締めとくことが大切。
温かくし過ぎて毛穴が開いとると
冬の乾燥した空気の下ではどんどん津液が蒸発していって
身体の中まで乾燥しちゃうんですよ・・・
粘膜や肺もね。
もちろん
今さら昔の住環境へ!なんて
時代錯誤なことも言えませんが・・・
もう少し考えてね。
部屋を温め過ぎんように設定温度を低めにして着る物で調節したり、
部屋の乾燥を洗濯もんの室内干しにして防いでみたり、
普段から着込み過ぎずある程度、寒風に身をさらすとかね。
半袖、半パンの小学生は
厚着してヌクヌク過ごしよる子よりカゼひきにくいんはそういうことです。
さすがに大人はこんなことできんけどちぃたぁ見習ぅてですね、
ヌクヌクの部屋も
窓を大きく開けて時々は空気を入れ換えてみたり♪
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