厚生労働省は
誤った使い方によって薬が効かなくなる『耐性菌』の拡がりを抑えるため、
医師が乳幼児の風邪や下痢に抗生物質を使わずに適切な説明をすれば、
医療機関に報酬を支払う新たな仕組みを設ける。
4月からの診療報酬改定に盛り込む。
朝日新聞より抜粋
詳しく説明いたしますと・・・
4月以降、
カゼや下痢で初診の3歳未満のお子さんに、
抗生物質が不要とお医者さんが判断した場合に
病院とかに800円が支払われるようになると。
幼い子どもの方がより副作用が出やすいために
まずはこの年齢層をターゲットにこの仕組みを始めるそうです。
ちなみに
これまで何度もお話してますが、
一般的なカゼはウイルスで起こっとるんで、
細菌に効果を示す抗生物質はカゼに効き目はありません!
ほいじゃが
ここ日本という国では
カゼに抗生物質という誤った認識がまかり通っとるんです。。。
ワシも薬局で働きよる時に
患者さんにそんなお話をしても
不安だから抗生物質が欲しい・・・
と要求されることがたびたびありました。。。
効き目ないんですよ!
それどころかお腹にもともとおる常在菌、
みなさんに耳馴染みのある言葉で言ぅと
ビフィズス菌とか乳酸菌とかも
この抗生物質で殺されちゃう・・・
健康に大切!なんて言われる腸内フローラが
ズタボロにされるんですけど。。。
もちろん細菌感染しとって
どうしても抗生物質が必要!ってことならば、
腸内フローラよりもそちらの治療を優先すべきですが、
カゼなんてのには
百害あって一利なしじゃのに。。。
そんな変な風潮をなんとか止めるとともに
医療界で問題になっとる耐性菌の問題を阻止!しようということで
今回の仕組みが新たに設立されるということですが・・・
医療人として当たり前のことしてお金もらえるっていう制度、
なんか変じゃね???
なんて思うのはワタクシだけでございますでしょうか???
お医者さんもついつい出しちゃうんですよね。。。
必要もないのに念のために・・・なんて感じで。
仕組みとして作るんはむずかしいでしょうが、
そういったお医者さんから
罰金を取る方が理に適った仕組みのような気がする・・・
まぁこんな変なことを
仕組みとして作らんとイケンこの国の医療、
今後とも大丈夫なんでしょうかね???
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