不妊を東洋医学的に解説!【その11】

 

前回は月経不順
東洋医学的な解説をしました。

(前回のお話は⇒不妊を東洋医学的に解説!【その10】』

 

今回もけっこういらっしゃる
子宮内膜症を東洋医学的に解説します。

 

 

 

そもそも
子宮内膜症って何かを西洋医学的に解説しときますと、

子宮の内膜組織が
子宮の筋肉や卵巣、腹腔などにできちゃって
月経のたびに出血を起こしたり子宮や卵巣の働きに悪影響を及ぼしたり、

癒着を起こしちゃうと
卵管の動きが悪ぅなって妊娠しにくぅなっちゃう病気です。

 

 

 

これらを
東洋医学的に考えるとほぼ瘀血になっとって、
瘀血を除けば症状は改善されます。

 

 

瘀血ってのは
通常の血流から外れて停滞してしもぅとる状態で、

時間が経つにつれて
だんだんカサブタみたいに固まってくるようなイメージを
持ってもらうといいかと思います。

 

 

その瘀血を除く
具体的な漢方薬の名前を挙げると、

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)とか
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

疎経活血湯(そけいかっけつとう)
大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)

それから
通導散(つうどうさん)なんてところでしょうか。

 

 

もちろん
これだけ種類があるってことは使い分けるってことですが、

便秘があるかないか、血虚があるかないか、
冷えとか熱になっとるか、不安とか不眠はどうか
などを診ていって
総合的に判断して使い分けをしていきます。

 

 

子宮内膜症
はり・きゅう治療でも同じ考え方で取り除けます。

 

漢方薬との併用で
効果も出やすくなります。

 

 

 

西洋医学では手術する場合もあるし、
ホルモン剤を使って改善させる場合もあります。

どちらが優れとるか?って言われると
ケース・バイ・ケースかな。

 

 

 

ただ東洋医学のやり方じゃと
あなたの体質とかも考えて治療を進めてく分、副作用は出にくいかなと。

 

子宮内膜症では
西洋医学の副作用でしんどぅなっとる方が
東洋医学に助けを求めに来られる方もけっこういらっしゃいます。

 

それが特徴かどうか分かりにくい所もありますが

子宮内膜症東洋医学で治療できることを頭の片隅に置いといていただければ♪

 


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