前回は
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の東洋医学的な解説をしました。
(前回のお話は⇒『不妊を東洋医学的に解説!【その12】』)
今回は
高プロラクチン血症を東洋医学的に解説します。
高プロラクチン血症とは
プロラクチンというホルモンがたくさん分泌されて、
その結果、
卵胞の発育が阻害されたり、排卵が抑えられたりする病気。
こうなると
そりゃ妊娠しづろぅなりますよね。。。
あとプロラクチンは
乳汁、つまりおっぱいの分泌をうながすホルモンでもあるんで
出産もしとらんのにおっぱいが出るとこの病気の可能性が大きいです。
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西洋医学的に考えると、
プロラクチンの分泌を抑えて
排卵周期を正常にすればこの病気は治るハズです。
そのために
ホルモン分泌に関与するドーパミンの働きを助ける
ブロモクリプチン(パーロデル)を飲んでもらうということになる。
が、しかし・・・
ブロモクリプチン自体の副作用で薬を飲めんかったり
何らかの理由で薬を飲めんかったりする人もおる訳ですよ・・・
こういった時には炒麦芽ってのを使うと
これでえぇ具合になることもけっこうあったりします。
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あとは
瘀血が絡んでくることがこの病気には多い。
これって
ストレスが原因の瘀血のことが多い。。。
やっぱり
不妊治療しよると
ストレス抱えがちになりますからねぇ・・・
動悸がしたり
息苦しかったり
喉がつっかえたり。
乳汁分泌に
こういう症状も合わせて出て来とる方は瘀血を疑ってください。
ブロモクリプチンの処方では
あんまり巧ぅいかんこと多いです。。。
東洋医学のやり方の方が
合うことが多いような気がします。
漢方薬で言えば
柴胡加竜骨牡蛎湯とか柴胡桂枝乾姜湯とかかな。
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あと一見、冷え症状のように見えて実は瘀血のせいで
身体の表面だけ冷えとる方には四逆散ってのが合います。
これは
ご本人も冷えとると思ぅとって
よぅよぅ診ていかんとイケマセン。
こんな感じで
高プロラクチン血症は東洋医学的に考えていきます。
まずご自身でできることは
ストレス発散と生活リズムを整えてみること。
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それでも
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