前回は
不妊治療のサポート的な話を東洋医学的な解説をしました。
(前回のお話は⇒『不妊を東洋医学的に解説!【その16】』)
今回は
男性不妊の話を東洋医学的に解説。
男性不妊の大きな要因に
疲労とストレスがあります。
働き方なんかも
問題の根底にあるとは思うんですが、
最近の社会は非常にストレスが多いですよね。
東洋医学的に
ストレスを見てみると、
身体の中では
熱として悪さをしていきます。
この熱が肝に回れば
肝を疲弊させ血が消耗しちゃいます。。。
こういった時は疲労回復の代表薬であり
精子の運動率改善もしてくれる補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を使います。
また
ストレスの熱が胃腸に回れば、
胃腸が疲弊して気うつになっちゃうこともある。
簡単に言ゃぁ、
ストレスのせいで食欲は落ちるわぁ・・・
気分も鬱々とするわぁ・・・
みたいな方には
大柴胡湯(だいさいことう)ってのを使ぅて
胃腸の熱を抜いてあげます。
さらに
ストレスが極まってきたり長期に渡ってしもぅた場合、
ここまで来ると動悸がしたりして
眠りも浅ぅなって思い悩むようになりますが、
これには柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)で
気分を鎮めつつ腎を補ってあげます。
その効果を応用して
インポテンツに使ったりもね♪
ほいで
過労やストレスが続くと、
性欲減退に陥ったりインポテンツになったりしちゃう。。。
これは
生殖機能をつかさどる腎が疲弊した状態で
六味地黄丸(ろくみじおうがん)、八味地黄丸(はちみじおうがん)を使って
腎を建て治してあげます。
そうそう
ストレスを受けると食欲に走る方がいらっしゃいますが、
めぐりめぐって
こういったタイプの方も腎が弱って、肥満傾向が出て来ます。
こういう方は
性欲減退とかインポテンツになりやすいんですね。
肥満でも
肉太りタイプの方には
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)、
水太りタイプの方には
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を使います。
まぁこんな風に
現代では過労とストレスに押され気味です。。。
最初の方にもお話ししましたが、
現代ではパソコンの前に座って頭ばかり使ぅて
身体を動かさんっていう働き方の問題もあると思う。
この疲れって
身体にズッシリきて抜けにくい・・・
これを改善してやらんと
治療だけしてもなかなかね。。。
そのためには
身体を使うこと、動かすこと。
身体と心のバランスを取ってあげることで
ずいぶん変わってくるんでね♪
しかも
運動して筋肉が鍛えられると、
男性ホルモンの分泌も自然と上がってきて
結果的に生殖能力も上がりますけぇね♪
とくに
座り仕事の男性は積極的に運動してみましょう♪
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
お気軽にご相談下さい!!
予約優先 で鍼療しております。
ご相談・ご質問などがございましたら、
お電話などでご連絡下さい。
TEL:082-262-9522
FAX:082-262-0150