東洋医学では
ベロまたは舌のことをゼツと呼びますが、
例えばゼツの色を診ることで
その人の健康状態を測ることができます。
ゼツは無数の毛細血管が走っとる粘膜組織で
血液や体液の変化がよぅ現れる部分なんです。
たとえば
栄養状態や血液循環の状態、
水分バランスに消化機能や熱や冷えといった
東洋医学の
三大構成要素である気・血・水の状態が分かるんです。
ゼツの状態を診るんを
舌診(ぜっしん)なんて呼びますが、
西洋医学ではこれをする先生はほぼおらんし
東洋医学独特のやり方なんで
ベロの状態を気にしたことある人はあんまりおらんでしょうけどね・・・
今日これから
ご自身で鏡に向かって『あっかんべー』ってやってみてください。
ほいで
ベロがどんなかよぅよぅ診てみてください。
あなたの健康状態がきっと見えてきますから♪
正常なんは
少しピンクがかった赤色。
これであれば基本的には健康です。
これを専門的には
淡紅色(たんこうしょく)と呼んでいます。
これより白っぽい淡白舌(たんぱくぜつ)じゃと
疲れからなのか何かしらの原因で
虚証(きょしょう)と呼ばれる状態で
簡単に言えば元気が少なめってことになります。
逆に
正常より赤っぽい紅舌は主に熱を現しとって
身体のどこかに熱があるそんなことが透けて見えてきます。
暗い赤色の暗紅色(あんこうしょく)は
瘀血という血のめぐりが悪い状態で、
重度の瘀血や慢性の冷えがある方は
紫色みたいになってきます。。。
こんな風にゼツの色を診るだけでも
あなたの身体の中がどんな状態なんか見えてくる。
東洋医学はこんな風にして
あなたの身体の中身を理解していこうとしとるんです。
はじめに
鏡に向かってベーってやってご自身のベロを見てみて下さい!!
と言いました。
一度見ただけで
ゼツの色を判別できる程、簡単なもんじゃないかもしれない。
もちろん
ワシら治療家はたくさんの方のゼツを診てきて経験を積んどるけぇ
診分けられるんじゃありますが、
それでも
自分のゼツを毎日見よったら
あなた自身の健康状態だけなら気付くことができるかもしれません。
何ごとも継続。
分からんかったらうちで聞いてもらえれば
今のあなたの状態をお伝えしますんでお気軽にご相談ください♪
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