先月まで
『不妊を東洋医学的に解説!』と銘打ってシリーズでお話ししてきましたけど、
今月からは
『妊娠〜産後にまつわる東洋医学』な話を
していこうと思ってます。
そんなシリーズ開始の【その1】は
妊娠中の養生にまつわるお話。
妊娠しづらい方の中には
妊娠したけぇと言ぅて
出産まで何のトラブルもないって方は少ない傾向にあります。
回りくどいな・・・
要するに
妊娠しづらい方の中には
妊娠中もトラブルに見舞われることがけっこうある。
この方がストレートな言い方ですね。。。
まぁ
不妊治療とかなしに自然妊娠した方でも
妊娠中に何のトラブルもなかった♪なんて方は少ないですからね。
そんなにビビることないし
特別なことではないですが。。。
まずは養生としては
妊娠中ってのは
赤ちゃんに栄養をどんどん送ってお腹の中で赤ちゃんを育てる訳ですから
お母さんの方は栄養や酸素を運ぶ血が不足がちになります。
そうなると
東洋医学的には
血をコントロールする肝が疲れがちになります。
さらに
不足しがちな血を頑張って作ろうとするために
血を作る大元の脾胃、つまり胃腸が疲れてくる・・・
だいたいこの流れはみなさんパターンになっとって
妊娠の初期〜中期までは肝が疲れ、
妊娠の中期〜後期までは脾胃が疲れてきます。
その両方に効くと言ぅか、
妊娠中を通して
血のサポートをするんが当帰散(とうきさん)っていう漢方薬。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)もえぇんですが、
便秘がちの方には当帰散の方がえぇかな。
この漢方薬は2つとも
産前〜産後まで飲み続けてもろぅて基本的には問題ないし
幅広く女性をサポートしてくれます。
もちろん
これははりやおきゅうでも同じ考え方で治療できます。
と、こんな感じで
これから
妊娠〜産後にまつわる東洋医学な話を展開していこうと思いますんで、
ご興味のある方はご一読いただければこれ幸いでございます♪
以後、お見知りおきを!!
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