この方をご存知でしょうか???
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東京医科歯科大学名誉教授の藤田 紘一郎さん(78)。
1968年から40年以上通ったインドネシアの山村で
『寄生虫は人にとって、いいこともしているのではないか?』と感じ、
寄生虫であるサナダムシを体内で飼育していた方です。
彼がおっしゃるには
『花粉症の症状が抑えられた』そうですし、
ご自身の家族や研究室の学生さんも
『アレルギー症状が出なくなる』など効果があったそうです。
なお、
フィラリアという寄生虫の排泄物が
アレルギーを抑制することを研究で明らかにしています。
この話を聞いて
『ゲッ・・・ 気持ち悪っ・・・』と、
嫌悪感を抱いた方もいらっしゃるかもしれません。。。
お食事中の方には
大変申し訳ない話かもしれません。。。
しかし、
今日の話は医学的にマジメな話。
寄生虫の卵を飲んでもらい、
難病の治療効果を見極める研究が始まろうとしている。
毎日新聞より抜粋
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今回、
研究に使われる寄生虫は
豚鞭虫(ぶたべんちゅう)と呼ばれる
ブタやイノシシなどに寄生する寄生虫の卵。
タイでは
サプリメントとして市販されとって
液体の入った瓶には肉眼では見えない極小の卵が500〜2,500個入っとって、
1本1万数千円で購入できるそうです。
米国では
お医者さんの処方せんがあれば購入することができ、
ドイツでも
年内に食品として認可される見通しじゃそうです。
ということは、
基本的には人体に害はないものなんでしょう。
ブタさんの場合、
豚鞭虫が寄生すると下痢の症状が出て肉質も落ちちゃうんですが、
ヒトの体内では定着できんそうなんで
2週間くらいで自然に排出されるそうです。
で、
この豚鞭虫の卵を飲んだらどういった効果が期待できるか?
っていうお話ですが、
難病指定されとる
クローン病や潰瘍性大腸炎じゃったり、
皮膚が赤くなったりはがれ落ちたりする乾癬(かんせん)という病気は
自分の免疫システムが
何らかの異常が原因で自身の細胞を攻撃してしまう病気。
こういった病気を総じて
自己免疫疾患と呼んだりもします。
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自己免疫疾患ってのは非常に治療が難しぅて、
免疫抑制剤などを使ぅて免疫システムを抑えるようにするんじゃけど、
抑えすぎると
普段はかからんような感染症にかかってしもぅたりね・・・
分かりやすぅ言ゃぁ
簡単に風邪にかかるようになったり。。。
この自己免疫疾患に
腸内環境が深ぅ関わっとるんじゃないか?
ってのがもっぱらの最近の話で、
そのひとつに
寄生虫の存在がクローズアップされとるんですよ。
昔は
多くの人の腸内に寄生虫が寄生しとった。
寄生虫が腸内で暮らしよったら
腸内の寄生虫を攻撃したりすることで
自分の方へ刃を向けることがなかったのに・・・
簡単に言ぅとそういうことで、
あえて寄生虫を飲んでもらうことで
自己に向けて発揮されとる免疫力を寄生虫の方に向けてもろぅて
過剰な免疫の働きが抑制されるんじゃないか???みたいな話です。
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まずは健康な成人男性12人に対して
約2ヶ月間に渡って血液や便を調べて健康への影響をチェックし、
そこで問題がなければ
年内にも患者さんに対して臨床試験を始めるそうです。
はてさて、
寄生虫と人間の不思議な関係、
どういった結果が出てくるのでしょうか???
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