セルフケアの一助に『ベロを診てみて!』シリーズ。
前2回で
ベロの色と苔の話をさせてもらいました。
今日はベロの形について。
ベロの幅が
口角以上にボテッとなっとんはベロの浮腫状態で
身体の中で気が足りんか水の流れが停滞しとる証拠。
これを専門用語で
気虚(ききょ)とか水滞(すいたい)って言います。
元気がなかったり、
身体がポテポテしとったりします。
反対に
ベロの幅が小さかったり、ベロの厚みが薄っぺらいんは
血や津液の不足を意味しとって、専門的には陰虚(いんきょ)と呼びます。
ベロの周囲に歯形が付いとるんは
最初に言ぅた気虚とか水滞が考えられるし、
ベロの表面に溝ができてしもぅとるんは
血虚(けっきょ)や津液不足を疑います。
気虚なら気をめぐらしてあげにゃぁイケンし、
水滞なら気をめぐらして結果的に水をめぐらしてやる。
血虚であれば不足しとる血を増やしてあげて
津液が不足しとれば潤いを補うてあげる。
こうやって単純に考えてあげれば
治療やセルフケアは簡単にできるわけです♪
ただ
東洋医学的な方法でしてあげんとイカンし、
治療をする場合にはもうちょっとは深く考えて、
どの部分の何がどうなって
気虚や水滞、血虚に津液不足になっとるかを詳しぅ診ていってますけどね。
あっ・・・
ベロに茶褐色や紫色の斑点がある場合は瘀血の存在を疑って
正常な血流を外れて停滞した血があるのが瘀血なんで
瘀血を解除してあげて血流を元に戻してあげます♪
詳しぅ見れば
ベロの色や苔、形にはもっと特徴はあるんですが、
あんまりたくさんお伝えしても消化不良になるでしょうから、
ここから先はプロの治療家にお任せください♪
まずは
とにかく日常の中で
鏡に映ったベロを見るようにしてみてください。
毎日、見よると
だんだん変化が分かってきてセルフケアに役立ちますから♪
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