自分の常識は
他人の非常識と思え!!
そっかぁ。。。
そういうこともあるかぁ・・・
なんて思ったお話。
カルシウム拮抗薬の徐放性製剤を粉砕し、
胃管から投与したところ、
血圧低下を来した事例が報告された。
徐放性製剤ってのは
薬にいろいろ細工してあって、
有効成分がゆっくり出て来て
ゆっくりのんびり効くように設計してある薬です。
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薬の粒が大きかったり
飲み込みの力が弱い人には
薬を粉々に潰してゼリーとかに混ぜて
飲んでもらうこともあるんじゃが
わざわざ
ゆっくり効くように細工をしてあるもんを
潰しちゃうとその意味がなくなるばかりか
思いのほか、素早く効いちゃう・・・ ことになる訳です。
クスリ屋としてはこんなの常識で、
何らかの理由がない限りこの薬を潰すことはしない。
効き目は同じモノで
違う設計をしとる薬を潰すようにします。
ですが今回の事例では、
病棟とかでクスリ屋さんが関わりにくい場所で
看護師さんとかがやってたのね。。。
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これを看護師さんのせいにしてはダメ!!
じゃって
看護師さんは薬のプロではない!
いつもの調子で潰してしもぅても責められないのです。
悪いのは
それを伝えてなかった我々、クスリ屋です。
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医療の現場では
まだまだクスリ屋がベッドサイドまで行くことは少ないのも事実。
ならば
あらかじめ先回りして
これだけはしちゃイケマセン!
なんてお話をきちんとしとけば防げる問題。
時には
看護師さんやお医者さんと
あの患者さんお口から飲み込めるんですか?
なんて言葉をかけて
こちらから先回りして予防線を張っておくべきなのです。
そこまでやって
我々、プロのクスリ屋である意味が出てくる。
どこかに落ち度はないか?
どこかに抜け落ちてる所はないか?
先回りして
患者さんを心配してチームで仕事をするつもりで。
せっかく
他人様から感謝されやすい仕事させてもろぅとるんですから
プロ力を発揮したいですよね♪
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それと・・・
分からないことは
いくつになっても
たとえ年下からでも
素直に聞ける力も大切にしたいもんですよね♪
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