無痛分娩の際に使われることの多い
陣痛促進剤について、
厚生労働省の専門会議は、
安全対策強化のために
薬の添付文書の改訂をする必要はないとの見解をまとめた。
共同通信より抜粋
最近は
無痛分娩が流行っとることはみなさんもご存知かと。
背骨の所から麻酔薬を注入して
痛みなく分娩するこの方法。
賛否両論ありますが
現実として増加傾向にあるのは間違いない。
無痛分娩をすれば
もちろん出産時の痛みが緩和されるんですが、
この時、
何らかの理由で陣痛促進剤を使うと
過剰な陣痛が起きる可能性があると。
あくまで可能性で
ハッキリしたエビデンスがある話じゃないんですが。。。
そこで
専門家さんに集まってもろぅて会議したところ、
陣痛促進剤と無痛分娩時のリスクは因果関係は認められないと。
そういう結果に落ち着いたそうです。
この結果について
うんぬんかんぬんと言ぅつもりはございません。
それ相応の専門の方が集まって
話し合われて出た結果がそうであるならそうなんでしょう。
ただ・・・
最近、
出産時に陣痛促進剤を使い過ぎなんじゃないの???
ってことに個人的には問題を感じるんです。
医療処置上、
陣痛促進剤を使うべき時ってのはあるんでしょうよ。
でも、なんでもかんでも
要するに
医学的に必要ない時にまで陣痛促進剤を使っちゃいませんか???
子宮は自然の力で陣痛を起こして赤ちゃんを産み落とせるのに
時間の問題なんか、お医者さんが忙しいけぇなんか
自分で産み落とせる方にまで
促進剤を使って産ませるようにしてませんか???
お母さんにも
お腹の中の赤ちゃんにも
それぞれペースがあると思います。
のんびりの方もおれば
超スピーディーな方もおる。
それぞれのペースに合わせることなく
陣痛が始まってから何分経過したから使う
こんな形でお産を進めてませんか???って思う。
長い方になれば2日がかりなんてコトもある。
まぁお産を待つ医療側のヒトからすれば
早く生まれてくれればってなる。。。
気持ちは分かります。
でもね、
一生のうちにそう何度もあることじゃない。
産む方からすればそんな時に急かされたくないし、
できることなら
医療の方々にもお付き合い願いたいと思うけど・・・
まぁ待つ方からすれば
出産は日常業務ですから長い時間に感じるものですよね・・・
この話は
医療者側だけの問題じゃない。
産み落とす産婦さんの側にも問題がある。
問題って言ぅとちょっとあれですけど、
産婦さんの方も
産み落とす力が弱い方が非常に多くなってる。。。
それで
陣痛が長引いて体力を消耗して
陣痛が巧く来んくなることがある。
そうなれば病院的には
陣痛促進剤を使うべきと判断しちゃうことになる。。。
ということで
医療者の方々、
とくにこういった専門家さんの会議の場では
陣痛促進剤の使い方についてもうちょっと慎重に
って方向で話し合ってもらいたいし、
産婦さんの方には
産み落とす力を付けるようにしてもらいたい!
産婦さんの出産力を上げるには
妊娠中の養生が何よりも大切になってきます。
また、
そこら辺のサポートは東洋医学は得意です。
詳しい話はまた別の機会にしますが、
とにかく身体を冷やさずそれなりに動かしていくこと。
陣痛促進剤をなるべく使わないために
産む側の妊婦さんにもできることはあるんです。
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