東洋医学の世界には
伝説の名医がおるんです。
その名は・・・
扁鵲(へんじゃく)。
古代中国、
とくに漢以前に存在したとされ、
『韓非子』(かんぴし)とか『史記』(しき)っていう古典に
さまざまな逸話が残されとって、
脈診を論ずる者はすべて扁鵲の流れを汲む
なんて言われとって
脈を診て病気を云々かんぬんするワシは
扁鵲さんのおかげで今、こうして治療ができとるんです。
ただ、この扁鵲さん
伝説だけあって実在しないとの噂がもっぱらで、
おそらく高等技術を持った医療集団が
『扁鵲』と名乗っとったんじゃろぅとか
昔の名医の逸話を
『扁鵲』さんという架空の人物を仕立て上げて
まとめとったんじゃろぅとか
そういう話でこれまで来とったんですが、
なんとこのたび、
実在しとった証拠が出て来たみたいなんです。
2012年、中国四川省成都市の『老官山漢墓群』から
920本あまりの医学的な竹簡と人体経穴模型1体が出土したんです。
この医学的竹簡、
我々、東洋医学をする者の間では
どうやら相当、価値のあるものらしい♪って大騒ぎでした。
確か2016年に一部公開されとったけど
さすがに字とかが昔の字でワシには読めんかったんですが、
研究者のみなさんが
5年という歳月をかけて研究してくださった結果、
このたび
扁鵲さんは実在するらしいと。
この医簡は
中国の前漢時代に書き写されたもので、
記載されとる人名や地名、内容などから戦国時代後期のものらしく、
『扁鵲』が生きとったのは
これまで言われとった漢時代よりも
400年くらい古そうだと。
ちょっと歴史が早まりそうだと。
どうやら年内には
研究成果がまとめられて出版されるようです。
中国の研究者さんが研究してくださったんで
内容は中国語かな。
ワシらの勉強しとる古典と
今の中国の漢字はちょっと違うけぇ
勉強するのにも辞書片手に時間がかかりそうじゃが
この医簡、早く読んでみたいなぁ♪
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