厚生労働省 医薬・生活衛生局
医薬品審査管理課が出したお達し。
『一般的にケイヒ末は
小腸からの糖の吸収を遅くし、
食後血糖の上昇を緩やかにすると考えられている』
しかし、
糖尿病の治療または治療・予防を指すものではない。
ケイヒって漢字で書くと桂皮。
カタカナ英語で言ぅとシナモン。
他の日本語で言ぅと肉桂。
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お菓子に使ぅたり紅茶に添えられてたり。
昔は
ニッケ水なんてのも駄菓子屋にあったみたい。
平成27年に出した『ガイダンス』では
口渇、のどの渇き、糖尿病などと効能が記されていました。
しかし、
今回新たなる科学的知見として
けっして糖尿病の治療や予防に使うものではないですよ!
と足した訳です。
漢方薬を扱う身としては
ケイヒを糖尿病に使おうとはあまり考えません・・・
ほいじゃのに商売大好きな方は
ケイヒは糖尿病に効くよ!
みたいな売り出し方をする。。。
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みそ汁で顔を洗って出直してこいっ!!
売り方の勉強ばっかりして
本当の使い方を学ぶ気ないんなら
薬を扱う仕事を辞めていただきたい・・・
東洋医学的に
ケイヒってのを考えたら
発汗作用に止痛作用、
利水作用に温通作用、鎮静作用くらいをイメージするかな。
ただ
このイメージの仕方もあんまり馴染まない・・・
ケイヒは
体表を温めるもので
その作用のおかげで汗をかかせてくれたり、
冷えで痛むんを楽にしてくれたり、
めぐりを良ぅしてくれるんでオシッコが出やすくなったり、
のぼせ気味なんを引き下げてくれたりする。
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そんな風に
考えるんが正解じゃないかな。
しかも
ケイヒ単独で使うなんて考えたことものぅて、
例えば
麻黄と合わせれば発汗作用が強ぅなるし、
芍薬ってのと合わせれば発汗作用を抑制します。
こんな風に
いろんなもんとの組合せを頭に入れといて
患者さんには何がいちばん良いのか考えて
生薬を混ぜ合わせた漢方方剤として考えんと・・・
何も知らん素人をだまくらかすような商売のやり方で
目の前のいっときの金儲けをしようなんて
人の命をどう考えとるんじゃろ???
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