妊娠のご報告をいただいて喜んでたのもつかの間、
流産、死産という結末を迎えられる方が
時にいらっしゃるのも現実・・・
いろいろな理由で
致し方ないこともあるんですが、
妊娠中、
体調不良になっても、
仕事を抜けられない
そんな理由で
お母さんが身体を酷使して残念な結果になることも多いんです。。。
『お願い、まだ出てこないで』。
東京都の女性会社員(29)は今年5月下旬、
都内の病院で、強くなる陣痛を抑えようと必死だった。
安定期に入っていたが、
『今、産まれてしまっては助からない』と、医師から告げられていた。
午前3時過ぎ、
身長15センチ、体重75グラムで死産となった。
読売新聞より抜粋
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彼女は
従業員約20人の広告会社で働く、ただ一人の編集職じゃったそうです。
広告会社として
20人という規模が大きいのか小さいのか分かりませんが、
ただ『一人の編集職』ってことは
原稿を作るのはすべて彼女を経由することは明らかですよね。。。
つまり
彼女が休めばその会社は回らない・・・
妊娠しても
体調が悪ぅても
なかなか休めない・・・
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死産した後、詳細に検査したそうですが、
母子ともに問題らしい問題はなく、
過重な働き方が原因と疑われたそうです。。。
お医者さんが経過を記した書類には
『次に妊娠したら、安静にする時間を増やし、仕事を減らして欲しい』
と記してあったとか。。。
何度も上司に訴えたものの
会社の現実を見れば
しっかり休むという行動には結びつかなかった・・・
悲しい現実ですよね・・・
会社の方は言葉はかけてくれるものの
結局、具体的な対応策は取ってくれなかったそうで。。。
会社には
会社の事情もあるのかもしれない・・・
たとえば
すぐに人を採用したとしても
『編集職』というのは簡単に肩代わりできるもんじゃないのかもしれません。。。
求人倍率が2倍以上の現在、
求人しても
すぐに人が来てくれるもんでもないのかもしれない。。。
とくに
男はまだ見ぬ姿のお腹の赤ちゃんに対する想像力が
残念ながら乏しいのが現実です。。。
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お腹に命が宿っとることは
頭では理解しとっても
実感としてはなかなか・・・
それが理由で
本気で有効な手立てを打ってくれんのんじゃったら
会社は
ひとつの命を奪ったことになるんじゃないかね?
それはつまり
殺人に等しいのではないかね?
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こんな風に訴えたところで
社会のありようにも関係がありますから、
一筋縄では行かん所もあるでしょう。。。
ですが
こういう意識をすぐにでも持ち始め
変え始めてかんとイケン気がする。
お腹の中のまだ見ぬ赤ちゃんとは言え
大切な大切な命でしょ。
意識を変えていって
遠くない将来にこういうのがなんとかなればなぁ。。。
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