東洋医学で妊娠を支えているのは
腎精と血って考えています。
腎精っていうのは
両親から受け継いだ
先天の精っていう生命力の源みたいなもんと
生まれてから養っていく
後天の精ってものが合体したものです。
先天の精の方は両親から受け継いだもんなんで
産まれてからこれを高めるってのはなかなか難しい話でもありますが、
無駄遣いすると目減りしてくイメージなんで
強い身体を両親から受け継いだとしても
ムチャクチャな生活をしよったらどんどん減っていきます・・・
後天の精の方は
生まれ落ちてから養ってくもんですから
こちらは日々の養生で強化していくってことは十分可能♪
しっかり寝てきちんと食べて適度な運動を続ける。
こういう日々の積み重ねが後天の精を養ってくれます。
血っていうのは
ほぼ今の血液と似たイメージで考えてもろぅて差し支えありません。
労働など身体を使えば血を消耗していきますし、
食べ物やなんかも粗末じゃったり片寄ったりしとったら
新鮮な血は作られてきません。。。
あともうひとつ。
妊娠を支えるのに大切なもんがあります。
それが気。
目に見えないもんなんでなかなか信じてもらえませんが、
『元気』の『気』とか『気力』の『気』みたいなもんで
なんとなく感じるものってあるでしょ?
あれです。
『気』が旺盛な人は
なんとなく『元気』な感じがしますよね。
それこそ心を病んでる時って
なんとなく人って小さく見えたりする。
この気が
十分で伸びやかじゃと妊娠が巧いこと運びます。
お腹の赤ちゃんも元気に育っていくし、
お母さんの体調もすこぶる快調♪ってことに。
ただですねこうやって分解してお話すると
腎精を無駄遣いせず養って
血も消耗し過ぎず毎日、ちゃんと作って
気を増やしつつ伸びやかにしてかなきゃ・・・
って
バラバラの話みたいに聞こえてくるでしょうけど、
これら3つの要素は
あくまで説明するためにバラバラにしただけで渾然一体となった話なんです。
つまり
これらの要素を増し増しにするのは
ていねいな暮らしを日々積み重ねてくことなんです。
たったそれだけ。
仕事で遅くまで働いて
身体を酷使し過ぎる割には身体を動かさずに座りっぱなし・・・
社内の人間関係にストレスを抱えまくって心も萎縮してちゃぁ
そりゃぁ妊娠なんて難しい・・・
とは言えね・・・
いきなりそんな生活に変えるなんてできっこない!!
そうおっしゃるんでしょう。。。
分かります。
今の生活から一気に変えられるほど生きるって簡単じゃない。
少しずつです。
少しずつ変えていきましょ♪
できることをひとつひとつ探しながら
できることからひとつひとつ変えていきましょ♪
慣れてくれば
それは日常になるから♪
そしたら
次にできることをまた見つけて行きましょ♪
ちょっと時間かかるけど
気が付いたらあなたの身体は変わってる♪
もちろん
治療でも変えていきます。
でも
治療だけでは変わりません!!
あなたも変わっていってくださいね♪
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