OD。
立ちくらみを起こしやすく、朝起きるのが辛い
起立性調節障害のこと。
『Orthostatic Dysregulation』
=『起立性の』『調節不全』の略だそうです。
不登校の原因にもなっとって
なかなか診断も付きにくい上に思春期に多いってことで
周りの反応は・・・
怠けてんじゃない???
周りの気持ちも分かる気がします・・・
でも、
そう誤解されて苦しい気持ちも分かる気がします。。。
なんでも
横になった状態から立ち上がる起床時に症状が出やすいらしく、
立ち上がると血液は重力に引っ張られて下半身に移動するんですが、
自律神経の働きで下半身の血管が収縮して上半身に戻るようになっとるが、
このメカニズムがどうも巧く働かんようになっとるらしい。。。
脳へ流れる血液の量が足りんで
疲れやすくなったりひどいと倒れることもあるそうで。。。
いろいろ検査して調べていった結果、
主な要因は
自律神経のバランスが崩れとることらしい。
自律神経ってのは
交感神経と副交感神経で
この2つの神経が
無意識のうちに身体の調節をしてくれとんですが、
これを
東洋医学的に考えると陰と陽のバランスが崩れとると。
積極的な働きをする『交感神経』を陽ととらえて、
落ち着かせる働きの『副交感神経』を陰ととらえると、
ODの場合は
主に陽が弱り気味って話になります。
事実、ODの患者さんは
陽があふれとるハズの小中学生に多ゅぅて
身体的な特徴として活発でない子が多いらしい。
確かに小児はりの患者さんを診ても
こういう子が増えてきとる気はする。。。
別のことで小児はりに通ってくれとる子が
結果的に朝、起きれるようになった♪なんてこともよぅある。
これは
小児はりがODにも適応するような気がする。
ハッキリODでって方は診たことがないんじゃけど。。。
こんな風に機能的な問題では
割と東洋医学って強みを発揮します。
手術が必要だとか骨折みたいなもんだとか
器質的な問題は西洋医学じゃけどね。
なんにせよ
子どもが元気がない・・・んをなんとかしてあげたい!!
やっぱり
元気で活発で笑顔でおってもらいたいよね♪
ちょっと研究してみようと思います。
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