春になると
うつっぽいとおっしゃる方が
増えてきたりします。
いろんな要因があるとは思いますが、
新年度が始まって先のことを思いやると
こころが疲れちゃうのかなぁ・・・
春っていぅと
東洋医学的に考えると発生・発散の季節で
気分が落ち込むよりは
気分はどちらかと言ぅと上がりやすいもんなんですがねぇ。。。
冬眠から目覚めた身体が発散する方向に向かおうとするから
今風に言ぅと、
自律神経が乱れやすい季節ではあるけどね。。。
でもそれは
うつとは違うし・・・
そう考えると
新たなる年度がプレッシャーになるみたいな
こころのストレスが大きな要因なんかなぁ。。。
ここ10年くらいでしょうか。
うつって方が
急激に増えたような気がするんじゃけど、
そもそも
うつ病の方ってどれくらい増えたんじゃろぅか。。。
ある報告では
1993年 (平成5年) の13,3000人から
2014年 (平成26年)には729,000人と、
急激に患者数を増やしている。
との報告ありました。
でも、
国立精神・神経医療研究センターの名誉理事長の 樋口 輝彦 氏の話を
いろいろ聞いてみると・・・
うつ病として受診している患者さんの数は
10年前に比べると2倍に増えとるものの、
2002〜2006年に
東京大学の川上 憲仁 教授らが実施した面接調査によると、
大うつ病の生涯有病率は6.2%じゃったけど、
2013〜2015年に行った第2回 面接調査では
5.7%じゃったと。
つまり
うつ病になっとる人が増えとる訳ではない
そうなんです。。。
なんなんでしょうかねぇ。。。
『うつ病』じゃと苦しんでらっしゃる方は
確かに増えてきとるような気がするけど、
本当の意味での
『うつ病』患者さんが増えとる訳ではない。。。
平成という時代に診断基準が変わったし、
製薬会社などによる疾患啓発キャンペーンみたいなもんもあったし。
社会の構造も大きく変わってきて
効率的な経営に奔走しとる世の中では
こころの余裕が失われてきとるよね。。。
それでいて
心療内科は圧倒的に増えたけど、
心療内科医はそんな増えてないしね。。。
いろんな要因が複雑に絡んどるんで
その辺のからくりは追って紐解いていくとして
目の前で苦しんでらっしゃる方をなんとかせんとイカンのは確か。
東洋医学の
心身一如って考え方で
そういった方々の苦しみを少しでも軽くするお手伝いができれば・・・
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