陸上の長距離ランナーが
鉄剤注射を不適切に使ぅとる問題、
日本陸連は
今年の全国高校駅伝から
出場校に説明を求めることにしたようです。
陸上の世界、
とくに女子ランナーでは
貧血の問題が付きまといます。
なぜなら
女子には生理があるから。
それと長距離を走るってのは
足の裏で地面を何度も叩くことになる。
それで
血液中の赤血球が壊れていくんで
物理的にも貧血になりやすいもんなんです。
さらにこれがいちばんの問題かもしれんけど、
女子は体重コントロールも必要になってくるそうです。
軽い方が膝や足首にかかる負担や
スタミナにも影響してくるんで体重は軽い方がえぇらしい。
じゃけど
女性はもともと生き物として脂肪が付きやすい・・・
じゃけぇ
食事を徹底的に管理して痩せるようにもってくことがある。
ただ
あれだけのトレーニングを積んどって食事を減らす方向で管理して
身体にとってえぇ訳がありませんよね・・・
ほいじゃけぇ
拒食症や過食症まで精神的に追い込まれる
そんな女子アスリートもけっこうおるもんなんですって。
それで
生理が止まる。
女性の身体ってのは生理周期によって
身体の中ではめまぐるしく変化がある。
アスリートの立場からすりゃぁ
この身体の中の変化はジャマなんですってね・・・
ましてや
長距離選手の場合、
生理で出血して身体内の血が足りん時にレースが来たら
とてもじゃない
ゴールまでスタミナが保たない・・・
なら
調子の波がない
イコール生理が止まっとる方が
自分をコントロールしやすい♪ とまで考えちゃうんですよ・・・
そんな訳ないじゃん!
確かに
約一ヶ月のうちに調子の波は出るんでしょうけど、
生き物としてズタズタの状態でえぇ成績が残せる訳ないわっ!
ちゃんと生理が来ないってのは
生き物としておかしいんですよ。
そのことをもう一度、思い出して下さいね。
あんまりオススメできんけど、
ことレースに関しては
薬で生理をコントロールすることもできる。
あなたの選手生命から見て
人生の方が長いんじゃけぇ
考えを改めちゃった方が絶対にえぇですよ!!
話が逸れすぎまして・・・
そうそうそういったこともあって
長距離ランナーでは貧血治療のために鉄剤を使うことはよぅあった訳ですが、
これを悪用して成績に繋げようと・・・
中学生レベルや高校生レベルで
ここまでして勝とうとしとると・・・
これが去年、一昨年くらいから問題になっとりました。
そこでやっと陸上競技連盟が
具体的な対策を打ち出してきたと。
血液検査をしてその推移を見て
鉄剤注射が疑われるようなら説明を求める!と。
ただ
罰則規定はないらしい・・・
ここら辺が弱腰と感じるところもあるけど、
まずはデータを集めて今後、どう対処していくか?
そこからでしょうかね。
そうして
指導者のみなさん。
選手は
勝つためのコマではありません!
選手を
ひとりの女性としてちゃんと扱ってあげてください。
将来、赤ちゃんを身ごもって
産み落とし育てていける身体を守ってあげてください。
いっときの大会で優勝するそんな喜びよりも
指導した選手が孫のような子どもを連れて
会いに来てくれた方がよっぽど嬉しくありません???
厳しい指導は必要です。
勝ちを求めて
その目標に向かうことを否定するつもりはありません。
それを目指すところに
素晴らしい価値があると思います。
でも、
目の前の選手をぶっ壊す権利はどこにもありません。
勝つための勉強の前に
女性の身体のメカニズムをしっかり勉強してください!!
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