うつ病。
辛い思いをされてらっしゃる方が
近年、増えてらっしゃいます。
って、
実はそうでもない!
って報告もけっこうあって
2002〜2006年に
東京大学の川上 憲仁 教授らが調査した結果によると
うつ病 (大うつ病)の生涯罹患率は6.2%で
2013〜2015年に行った第2回調査では5.7%。
つまり
うつ病患者さんは増えてないとも言えます。
ただその一方で
受診している患者さんの数は
10年前の2倍以上。
じゃぁ
増えた分の患者さんらはいったい何なの???
勘違いなの???
思い違いなの???
ということもある訳です。
その原因のひとつは
うつ病の概念が変わって
簡単に言ゃぁ
うつの基準が広がったみたいな感じです。
それと
『選択的セトロトニン再取り込み阻害薬』っていう薬が発売された頃に
製薬会社などによるいわゆるキャンペーンが繰り広げられた影響もあって
病院を受診される方がドバッと増えたという要因もありそうです。
ただね、
心療内科は増えたけど、
心療内科医はそんなに増えてない。。。
これもある意味、
要因のひとつかなと。
いずれにしても
しんどい想いをされてらっしゃる方はいるんでね。
それはそれで
やっぱりなんとかせんとイケンのは間違いないんです。
でね、
薬局で働いとる時にもずっと感じとったし、
はり・きゅうを生業にしとる現在もずっと感じとるんじゃけど、
抗うつ薬の使い方が雑じゃない???
ってこと。
薬が効かんかったらどんどん薬の量が増えたり、
それでも効かんかったらどんどん薬の種類が増えたり。
確かに薬って
服用してもらって試してみんと分からん所はあるけど、
試してみて効き目がなかったんなら
たとえば薬の種類を変えるなら前の薬を一旦止めて変えるとかね
やりようってあるんじゃないかと思うんですよ。
増やした量はそのままに次の薬をどんどん上乗せするとか
5種類、6種類の薬を併用しよったんじゃぁ
どれが効いてどれが効いてないんか分かっとらんでしょ???
って思う訳。
もしかすると
5種類、6種類の併用ではじめて意味があるんかもしれんけど、
薬の出し方、増え方を時系列的にみていくと
試した結果出ないことはなんとなく分かる・・・
心療内科は増えたけど、
心療内科医はそんなに増えてない。。。
この辺に問題があるんじゃないかなぁ・・・
そんな所に新たな研究結果が♪
抗うつ薬は、
承認された容量の範囲内の少なめの量を飲むのが最も効果的
とする研究結果を、日英などの国際チームがまとめた。
朝日新聞より抜粋
研究によりますと、
いずれの薬も承認された容量内なら低い容量でも高い効果を示し、
それ以上量を増やしても効果はさほど変わらない一方、
副作用などにより薬を止める人が増えていたそうです。
つまり
効くか効かんかは少ない量で判別できて、
量を増やすことに意味はない!!とも言えます。
効き目がないなら
その薬は止めて違うもんで試すべきでね。
けっこう大切な知見じゃと思うのですよ、この事実。
ヘタに薬漬けにしてね・・・
立ち直れんくなっとるうつの患者さんって多い・・・
ワシはお医者さんじゃないんで
薬を止めましょう!なんてことは言えませんから、
はりやおきゅうで治療しながら体調が良ぅなっていけば
薬を減らすように
お医者さんと相談してもらうよう患者さんにお伝えするのが精一杯。。。
それで越権行為者とブチ切れるお医者さんもね・・・
まぁ切れられても
患者さんが良ぅなるんなら喧嘩上等なつもりですけどね。
できることなら
目は付けられたくないのも本心で・・・(笑)
この研究結果が一般常識になっていって
うつ病と言われる方々の治療が変わっていくとえぇなぁ♪
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