不妊治療専門施設を運営する
医療法人オーク会(大阪市西成区)は、
生殖補助医療の基礎研究のため受精卵を作る計画の詳細を発表した。
国の専門委員会は今年3月、
2011年の倫理指針施行後初めて研究目的の受精卵作製を了承。
文部科学、厚生労働相の確認などが済めば研究を開始できる。
毎日新聞社より抜粋
受精卵を
研究目的のために作るそうです。
不妊治療で体外受精などをする場合には
これまでも体外で受精卵を作成して
女性の身体に戻したりはしてましたが、
研究目的で
受精卵を作るってのは日本では初の試み。
どういうこと???
なんで???
って思われる方も多いことでしょう。
なぜこれまで
研究目的で受精卵を作ってこなかったか?
当たり前のことですけど、
受精卵って女性の身体に戻せば人を産み出すことができるから。
悪意のある人間が遺伝子操作などをして
いろんな意味でムチャクチャな子どもを産ませることがないように
『作ってこなかった』と言うよりは
国がきちんと規制をかけて『作らせてこなかった』というんが
正しい言い方になります。
それがこの度、
国の専門委員会で了承されたと。
あとは手続きを経て、
文部科学相と厚生労働相の確認が済めば実際に研究が動き出すと。
体外受精のために女性の身体から採取した卵子のうち、
1割程度含まれる未成熟な卵子を
立派に成熟させる技術の開発が目的。
通常は未成熟卵子って廃棄されるんですが、
40代の女性などでは採取できる卵子が少ないことが多い。
未成熟な卵子を成熟させることができれば
女性の身体にかかる負担が大幅に低減できるようになりますよね。
ちなみに
動物実験では未成熟な卵子を成熟させて
受精率などが改善することが確認できているそうです。
ただね・・・
身体のメカニズムとして
未成熟な卵子は淘汰される。
それが
自然の摂理なんじゃないかな。
それを無理くりひん曲げて
未成熟な卵子を成熟した卵子に育てて
産まれてくる子どもに問題はないんかな???
この研究が巧ぅ行って
未成熟な卵子が成熟して受精卵が作成できたとしても
きちんと産まれて来てくれるんか?
何かしら障害を持ったりせんのんか?
はたまた
寿命はどうなんだ???
とか色々心配になることがあるんです。
研究段階の話でね。
実際にやってみんとこの先のことなんか分からんじゃない。
そういう声もあることでしょうね。
体外受精などで女性の卵巣から卵子を採取するって
女性の身体に大きな負担がかかることも事実。
そういう意味では
一緒に採取された未成熟な卵子を有効に活用することができれば・・・
という気持ちも分らないではないです。
だからこそ、
今回、了承を受けた医療法人様にはキチンとした研究はしてもらうとして、
その間にその後のことを国民を巻き込んだ議論にして
日本国としての方向性を見出してもらいたいなと。
ワシ個人の意見としては
あまりに人工的な手を加えた妊娠・出産っていうのには反対ですがね。。。
先のことはやってみんと分からんですけど、
それでも自然の摂理を超えることをすると
大きなしっぺ返しがあるような気がするんでね・・・
つまり
産まれてきてくれた子どもが
幸わせになれない気がするんで・・・
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