アスペルガー症候群。
この名前くらいは
聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
社会性や意思疎通、想像力に偏りが見られる障害とされる
『自閉症スペクトラム』の一種と言われ、
知的な障害はないけど、
他人の感情や意図を読み取るんが苦手とされとります。
その一方で、
興味や関心があることには高い集中力やら知識を持っとって
得意な分野を活かせればものすごい能力を発揮したりもします。
ただ
こういった障害をお持ちの方って
見た目では分からん。
じゃけぇ
理解されにくい・・・
それで
当事者としては
ものすごい生きづらかったりするらしい。
程度が軽い方なんて
ご自身でも気付いとらんかったり・・・
ってこともあるそうです。
そうなると
日々、違和感の中で生き続けることになりますよね。。。
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誤解を恐れずに例え話をさせてもらうと・・・
たとえば
身体に障害がある方って
周りの人間も見た目で判断できたりするんで
手を差し伸べたりできる訳ですけど、
見た目で判断できんと
周りの人間は理解できずに
『この人、何か変・・・』とか『付き合いにくいな・・・』とかって
ただ遠ざけてしまうだけになってしまう。
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もし
目の前のこの人はそういう障害をお持ちなんだな
って分かっていれば、
周りの人間も
ゆったりとした気持ちで接することができるかもしれんのにね。
それと同時に
『スペクトラム』って名前が付いとるように
『ここからここまで』みたいな境界がない障害なんで
ハッキリ定義することが難しぅて
理解しづらい部分があるような気もします。
そんな
アスペルガー症候群のフランス人女性のリアルな日常を
色鮮やかに描いた漫画が反響を呼んどるそうなんです。
27歳の主人公は
日常生活にルーティンを好み予想外のことに対応することが苦手。
音に敏感で人混みでは疲弊してしまい
間接的な言い回しやら他人の冗談を理解しづろぅて
コミュニケーションが巧ぅいかん。。。
主人公の日常は当初はほぼモノクロで
ストレスを感じる音や言葉が赤で表現されとって、
途中でアスペルガー症候群と診断され
『やっと真の自分が分かった』頃から世界が色鮮やかに描かれとるんですって。
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これらは
原作者のフランス人女性の感覚そのままを現したもんらしいです。
彼女には
世界がそんな風に見えていた。
それを視覚的に体感させもらえると。
さきほども言いました。
正直、
『自閉症スペクトラム』の方を理解するんは難しいところがある・・・
ワシ個人の感覚として確かにあります。
じゃけど
当事者の方がこういった形で現してくれると
もしかすると理解する一端になるかもしれん。
多少でも理解できれば
相手を思いやることができるかも。
こんな風に
理解しようとしてみるって大切なことかなと。
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それと同時に
よくよく考えてみりゃぁ
人付き合いってそもそもそんなもんかもね。
初対面の人とは
やっぱり距離感を持ってだんだん距離を縮めていきますよね。
そうやって行く中で
相手を理解し分かっていくもの。
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ついつい
障碍があるとかなんとか理解しようとし過ぎると
心の中に壁を作ってしまう面があるかも。
まだまだ修行が足りんな・・・
って思うところもありますが、
目の前の人をただただそのまま受け入れられる。
そんな風になれたら
いちばんえぇんかもしれんけどね・・・
まずはとっかかりとしてこのマンガを読んでみようかな。
『見えない違い』(花伝社)
アマゾンで2,000¥ちょっとでした。
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