東洋医学ってのは
術者の五感をフルに使ぅて身体を診ていきます。
当たり前ですけど
現在のような検査機器がない時代に発展・発達した医療ですからね。
血液採って
その中の成分を分析してみたり、
身体を透視するかのように写真を撮って
透かして視ることもできません。
これまで視えんかったもんが視えてくるんで
非常に素晴らしい技術ではあると思ってます。
ただ
その便利さにかまけてか
忘れてる?
どこかに
置き忘れた?
って思うようなことが
現代医学ではけっこうあるなと。。。
たとえば
超音波を使うエコー検査で
心臓の血流とかキレイに見えるようになったけど、
昔ながらの聴診器で心臓の音を聴いて診察できるお医者さんが
絶滅危惧種のようになっとるとかね・・・
血液検査で成分を調べてみても
異常がないから
しんどい顔しとる患者さんが目の前におるのに
『異常はないですね』って言ぅてみたりね・・・
おかしいと思いません???
東洋医学をしよるもんは
こういった検査機器を使うことができません。
できん代わりに
五感をフルに使ぅて、
今、目の前の患者さんの身体の中で
何が起こっとるんかを必死に探り出しとります。
患者さんをつぶさに診ていく訳です。
患者さんの身体から発せられとる声を必死に拾おうとしていく訳です。
時々、検査機器で視ることができたらなぁ・・・
と思うことがあります。
じゃけど
患者さんの身体から発せられとる声を見落とすようなら
検査機器なんて何のためのもんか分からん。。。
今、こういった状況を
西洋医学のお医者さんの間でも憂う声が大きくなっとるようで、、、
日本呼吸器学会は、
せきの診療指針に、
たんの内容を大幅に盛り込んだ改訂版を作成した。
読売新聞より抜粋
東洋医学の人間からしたら
何を今さら???って感じがしますが、
西洋医学では
たんの内容を見とらんかったんですかね・・・
たとえば東洋医学では
粘っとるとか色が濃いなんてのは熱があるせいとか
逆にサラサラとか色が薄いのは冷えのせいとか考えます。
それによって
治療方法も変わってきますからね。
当たり前の話。
ところが
そんなことをわざわざ診療指針に盛り込んだってことは
どこかに忘れちゃったんでしょうよ。
それこそ
排出される内容物を顕微鏡なんかで詳しく視たら
何の菌で感染が起こっとるんか?とか
時には
がんの可能性を見出すことができるなんて
医学上、当たり前の話なんですがね。。。
まぁ人間、便利に慣れると
バカになると言ぅか
退化しちゃうところありますもんねぇ。。。
ガラケー、スマホの登場により
電話番号覚えんくなったもんね・・・
ある、ある。
要するに
使う側の問題。
絶対にね、
現在の検査機器なんて素晴らしいに決まっとる!!
でも
五感で診ることを忘れたんじゃぁイケン!
見落としがあってもイケンし
これからも数値以上に五感を磨いていかんとね。。。
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