もし医者が (器械の力に) 頼るならば、
医者として全力を尽くすことはできない。
これは必ずしも切断しなくてもよい指を切断してしまい、
摘出しなくてもよい睾丸を摘出してしまうのに類する行為にほかならない。
これは医療の本質を忘れて、
枝葉末節の技術ばかりをこらすというべきだ。
一方で、
消極的でもたもたしている医者は悪い医者だ。
もし、患者の病気を早期発見して、早期に治療を開始できるならば、
のどの切開手術や開腹手術は全く避ける必要はない。
今どきの病人は自分の体を大切にすることができずに、
治療法を憎む傾向がある。
これもまた、一種の病理であると言えよう。
読売新聞より抜粋
文豪の森鴎外さんって
お医者さんじゃったんですね・・・
それすら知らんかった。。。
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軍医として
ドイツで医学を4年間学んで1988年、留学から帰国。
文筆活動を始めるかたわら
軍医学校の教官になったりして
文学と医学の両面で活発な活動をしとったそうです。
当時のドイツの医学は
検査などもあったんでしょうが、
実際に目の前で起こっとる
患者さんをありのまま診察する実証を重んじてたそうで、
最先端の医学を学びつつも
器具機械に頼り過ぎないっていう
バランス感覚を説いてたんですね。
数字じゃとか画像じゃとか
検査結果みたいなもんを目の前に突き付けられた時
ついついそちらに目を奪われちゃう。。。
引っ張られちゃう・・・
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でも
目の前に辛い方がおられるんなら
数値や画像より優先すべきことがある訳で。
ただそうは言ぅても
技術じゃったり経験ってもんがないと
患者さんに寄り添うだけではプロとしての意味もない訳で。
技術や経験を着実に積み上げつつも
最終最後は
ひとりの人間として人に寄り添う。
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こういったバランス感覚をこれからも忘れずに・・・
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
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病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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