着床前診断。
着床する前に受精卵の遺伝情報を見て
障がいなどのあるなしを判定してから
受精卵を子宮に戻すことになります。
こういった
生殖医療にまつわる遺伝子検査がしばしば問題になるんは
命の選別につながりかねんからです。
簡単に言ゃぁ
障がいのある人が
排除されかねない世の中になっちゃうかもっていう心配。
さらに言えば
頭がえぇとかかっこえぇなんて
そこまで選別して子どもを産むようになるかもしれん・・・
先々を見れば
そういう心配もあるからなんです。
科学技術が発展・発達してきたことで
生まれてくる前に選別することが可能になった。
これが
ヒトを幸せにするのかどうか。。。
もちろん
ご自身のお子さんが
障がいを持って産まれては欲しくないよね。
じゃけど
障がいを持って産まれた子が不幸って訳でもない。
今現在の世の中では
生きて行きにくい面は確かにあるかもしれんけど、
それがすなわち不幸だとは限らん訳です。
まぁそんなこんなで
これまで着床前診断を実施するには
日本産科婦人科学会は医療機関からの申請を1例ごとに審査して、
『命に関わる重篤な病気』の可能性がある場合にのみ
認めるという方針で来ました。
今回、
遺伝性の目のがん『網膜芽細胞腫』の患者さんから
審査の申請がありましたと。
第1子には遺伝しなかったが、
第2子は両目ともほとんど見えない。
3人目の妊娠を希望するにあたって着床前診断をしたいと。
親御さんの側に立って考えてみると
我が子に遺伝させてしまうのは非常に苦しいでしょうよね。
できることなら検査をして
遺伝しとらんことを確認してから産みたいと思うのはよく分かる。
実際、この患者さんは
自分の病気のことより
子どもに遺伝させてしまったことが苦しい・・・
と、おっしゃってるようで。。。
ただ
『網膜芽細胞腫』は失明の恐れはあるけど、
将来の命に関わることは少ない病気。
これまでの
日本産科婦人科学会の基本方針には少し外れている。。。
日本産科婦人科学会はどういった結果を出すのか???
そもそも
こういった深い話をひとつの学会任せにして
何も索を打ち出してこない国の姿勢はどうなんでしょうかね?
線引きが難しい・・・
だからこそ
国が音頭を取って
国民を巻き込んだ議論を引き起こすべきでね。
結論は
専門家が議論を戦わして出すんかもしれん。
でも
その責任を国が背負って引き起こして欲しいなぁ・・・と。
ひとりひとりの意見が
立場によって違うのは仕方ない。
じゃけど
学会だけに任せといてえぇんか?
国民の意見を醸成していって欲しい。
技術の発展・発達が新しい苦しみを産むと言うね・・・
皮肉なもんですよね。。。
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