こんなことにも
流行り廃りってあるんですねぇ・・・
2018年に薬物依存などで全国の精神科で治療を受けた10代患者の4割以上が、
せき止め薬や風邪薬などの市販薬を乱用していたことが
厚生労働省研究班の実態調査で分かった。
共同通信より抜粋
2014年にやった同様の実態調査では
1人もおらんかったそうなんですが・・・
ちなみに取り締まりが強化された
『危険ドラッグ』は1人もおらんなったそうで・・・
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せき止めやカゼ薬って
中枢神経の興奮薬と抑制薬の両方の成分が含まれとるもんが多いんです。
カゼ薬を飲んだら眠くなるとかってのも
ありゃぁ要するに中枢神経に作用しとる証拠です。
ネットで調べてもろぅたら分かると思うんで
ここでは詳しぅ言いませんが、
こういった市販薬を悪用することで
10代の子らは心の安らぎも手に入れようと・・・
ワシらが10代の頃って言ゃぁ
『シンナー』を吸っとる不良少年が横行しとりましたが
最近ではそんなもんは流行っとらんで、
ちょっと前まである意味、花盛りじゃった
『危険ドラッグ』も規制強化で入手しにくぅなっとるんでしょうね。
大人も入れた全世代での調査結果では
覚醒剤が最多の56%、睡眠薬・抗不安薬が17%、
シンナーなんかが6%で危険ドラッグは3%って結果は
前回調査から大きな変化はなかったみたいじゃけど、
10代に絞ってみると
せき止めやカゼ薬などの市販薬がグッと増えとったと。。。
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いろいろ考えてみると
こりゃぁ単純に手に入れやすさが影響しとると思うんよね。
お金さえ払ゃぁ
ノーリスクで手に入れられる。
しかも
これらの市販薬は安いもんじゃないけど、
おそらく覚醒剤なんかに比べりゃぁ安いんじゃなかろぅかね。
ワシはこれまで
そこまで真剣に感じたことがないんじゃが、
最近の若い子らはけっこうな生きづらさを感じとることが多い。
そういう子らが
一時的な逃避や意欲を得るためにこういったもんに手を出すんでしょう。。。
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ほいで
昨日、お話しましたが、
門番になるべく薬剤師なんかも
薬をただの商品として適当に売りよる実態もある・・・
(その話はこちらから ⇒ 『そんなじゃけぇ・・・』)
10代の子らのこういった行動を止めるためには
大人の目が絶対、必要!!
彼らは年頃になると簡単にウソをつくし
その割には心は弱い訳で
安易な方法があれば
それが危険な方法でもついついそちらに逃げてしまう・・・
そこは
家族や近くの大人がある程度、目を光らせて、
温かく見守ってやらんとイケン!
さらにワシら薬剤師は
こういったことの門番を担う訳です。
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子どもがひとりでカゼ薬やせき止めを買いに来たら
よぅよぅ話を聞いてあげて
親御さんが買いに来ても
話を聞きながら子どもにおかしい所がないか?
そんな確認を取りつつ親御さんにも注意を向けてもらう。
そんな役割を担わんとイケンと思うんよね。
子どもはみんなで育てる。
それくらいの意識を持って
健やかに成長していけるようにみんなで力を合わせましょうや!!
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