ロシアの国ぐるみでのドーピング問題。
2011〜2015年にかけて
ロシアが国ぐるみでの組織的なドーピングをしていたという事実。
ご存知でしょうか?
覚えてらっしゃるでしょうか?
2014年には地元、ソチ冬季五輪大会があり、
そこでは30種目、1,000人以上の選手がドーピングに関与していたと。
こういう流れを受けて
世界アンチ・ドーピング機関 (WADA) は
ロシアのアンチ・ドーピング機関 (RUSADA)の資格停止処分を課しましたが、
RUSADAの姿勢が改善し水準を満たしたということで
2018年9月にRUSADAの資格停止処分を解除しました。
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しかし、
モスクワの検査所から回収した保管データを精査してみると
数千のデータに不審点があり
提出前に改ざんしたんじゃないか?
という疑惑がここに来て出てきとります。。。
RUSADAのガヌス代表が語ったところによると・・・
『過去のスター選手で
現在は政府やスポーツ行政で働く人々の名声や地位を守るため』
共同通信より抜粋
改ざんしたんじゃないか?
という見解を示したそうです。。。
なぜ彼が身の危険を犯してまで
こういった発言をするかというと、
彼、いわく『身の危険がある』と前置きした上で、
『現在と次世代の選手たちが
他人の行動で損害を被らないようにするため』
共同通信より抜粋
に身を挺して発言しとるそうです。
いちスポーツファンとしては
何を言ぅとんじゃ!という気がしますが、
まさにそういったことのために
組織って動くんかもしれんですね。。。
組織って恐いものですよね・・・
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ほいで
国が動いたにせよ
結果的にはRUSADAに押し付けられるんで
WADAを納得させることができなければ、
来年、2020年の東京五輪や2022年の北京冬季五輪からも
ロシアからの出場が危ぶまれる可能性も大いにある状態。。。
さて、
ここで知っておいて欲しいんは、
近年のドーピング違反に対する厳しい処分ってのは
何も世界を統括するWADAが望んで
下しとるものではないってこと。
ちょっと前まで
アスリート個人に課された処分は『2年の資格停止処分』が一般的でしたが、
最近はこれが
『4年の資格停止処分』に厳罰化されています。
こうなったのは
アスリートの側から挙がってきた声によって
厳罰化してきているんです。
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フェアな戦いを望んでいるアスリートの声なんです。
正々堂々と戦おうと
日々、努力しとるアスリートからしたら
不正は許せないですよね。
その想いが
厳罰化を望んでいるのです。
そうして
この厳罰化が抑止力になってくれれば・・・
っていうアスリートの想いなんです。
来年、2020年の東京五輪は
いろんな面でいまだにバタバタしておりますが、
フェアでクリーンな大会になることを願って・・・
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