天気が悪いと関節が痛む・・・
昔、婆ちゃんがそんなこと言ぅとったし、
痛みで天気が分かるみたいなことも言ぅとって、
ほんまかいな?
しか思わんかったけど、
たくさんの患者さんを診させていただきよると
これがホンマなんですよね。
今となって
東洋医学的に考えりゃぁ
まぁまさにその通りなんじゃけど、
英マンチェスター大学のWill Dixon 氏らの調査によると
湿度が高い日と風が強い日には
関節の痛みが増す可能性があることが分かったそうです。
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『NPJ Digital Medicine』10月24日オンライン版に載ってました。
この研究は
英国の慢性疼痛患者さんを対象にした研究。
おもしろいのが
スマホのアプリを使って研究調査したところ。
関節炎や線維筋痛症、
偏頭痛、神経障害生疼痛などを有する2,657人の方に
アプリを使って
関節痛の症状の程度を毎日、記録してもらったそうです。
ほいで、
スマホのGPS機能で得た位置情報から
その地域の天候を特定して痛みの程度と関連付けていったと。
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超、今風♪
この手の研究、ひと昔前にやろうとしたら
ものすごい膨大な時間と手間がかかっとったでしょうけど、
最新のテクノロジーでおそらく簡単にできたハズ♪
こういうデータの取り方ができるんじゃねぇ♪
と、妙に感心しちゃいました。
まっ、それはさておき、
そうやってデータを集め、分析したら
湿度が高い日、気圧が低い日、風速が強い日には
関節の痛みが強まったが
これらの天候条件のうち
湿度との関連性がとくに高いと。
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一方、
気温との関連性はそれほどなさそうだと。
しかし
湿度が高ぅて寒い日や風が強ぅて寒い日はより痛くなるようだと。。。
うんうん。
なるほどね。
東洋医学では
関節が痛ぅなるんは
湿気が関係しとる場合が非常に多いと考えてます。
これを湿の病と言いますが、
例えば普段から食べ過ぎ、飲み過ぎで
水をさばく働きを持つ胃腸を疲れさせとる方は
関節が悪ぅなると
食べ物、飲み物でも痛みがひどぅなったりするし、
それこそ
天候が悪ぅなると関節の痛みがひどぅなります。
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こういう方は
胃腸を整えて水のさばきを良くしてあげると湿気での影響を受けにくぅなるし、
関節の痛みがだんだん改善されてきます。
さらに
湿度が高ぅて寒いなんてのは
寒湿なんて呼んで
こういう人は
温めて湿をめぐらしてやると
とりあえずは痛みが楽になりますし、
風が強ぅて寒いなんてのは
風寒と呼んで
温めながら血を補うように治療していって
関節痛を良ぅしていくんです。
昔の人はよぅ観察して
上手にとらえとっちゃったんですね♪
そういった昔からの知識が
現代のテクノロジーと相まってく。
こういうのも
新しい時代のやり方かもね♪
ほいで
こういった知見を治療に活かしていかんとね!
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