温かいものは上に昇り、
冷たいものは下に降る。
たとえば
昔ながらの五右衛門風呂やひと昔前の湯沸かし式の風呂。
お湯が熱いかどうか確かめるために
手を入れたら『あちっ!』となっても
足を入れたら下の方は水じゃった・・・
こんな経験はございませんでしょうか?
温かいものは上に昇り、
冷たいものは下に降る。
これは自然の摂理なんです。
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人の身体も同じ。
筋肉や内臓で作られた熱は
血液がめぐることで全身を温めてくれますが、
どちらかと言うと上半身は温かく、下半身はやや冷たい。
それでバランスが取れとるんじゃけど
血のめぐりが悪ぅなると
下半身は冷えっぱなしになっちゃう訳ですよ。。。
とくにこれから
冬場になるとその傾向はいっそう強まる。
脚が冷えとって
いちばん影響を受けるんが
子宮や卵巣といった骨盤内臓器。
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左右の脚の静脈は
内腸骨静脈と外腸骨静脈に集まって骨盤の中に入って
そこで一本に集まって上に昇って行くんです。
その合流地点は
ちょうど子宮や卵巣のすぐそば。
身体中の冷えを集めて
子宮や卵巣を冷やしとるようなもん。。。
さらに
冷えを感じると交感神経が刺激されて
血管は収縮して血流は悪化。。。
冷えによって血流が悪ぅなり、
血流が悪ぅなればさらに冷える。。。
悪循環・・・
これからの季節、
脚元が冷えますんでね。
とくに
内くるぶしの内側からは冷えが入りやすい。
この辺りの保温を心がけていただきたいなと。
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温めるんであれば
足湯やお風呂にゆっくり入ってもろぅて
じっくり温めて欲しいんですが、
カイロなんかは
あんまり使わん方がえぇかな。
カイロを使うんなら腰の仙骨って言う骨の辺りで。
それよりも何よりも
脚元を冷やさんように
まずは内くるぶしの内側の保温を!
全身を上手にめぐらせるには東洋医学で!!
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