人間ってのは全知全能を目指す
傾向があるんでしょうね。。。
確かに個人的にも
東洋医学に関しては知り尽くして
縦横無尽に治療できれば
どんなに楽しいことかと思うには思いますしね。
でも
自然を前にすれば
それが叶わんことを思い知らされるし
そういった自然に
畏敬の念を抱きでもして
傲慢にならんことも大切なような気がします。
個人の見解で
非常に狭い了見で話をするのもなんですが、
そういったことを強く想うんが
生殖医療の世界。
動物って
ある意味、
子孫を残すために生きているとも言えて
それを
人間の力でコントロールできるような
そんな錯覚に陥ってはおらんでしょうか?
不妊治療に携われば携わるほど
それって不可能に近ぅて
医学的に人工的にいくらどうこうしようとも
最終、最後は
神頼み、神のみぞ知るみたいな領域の話のような気がします。
この感覚、
お医者さんも似たような感覚なんかな・・・
体外受精をした受精卵の染色体を調べて子宮に戻す検査
『着床前スクリーニング』について、
日本産科婦人科学会は、
出産率を上げたり、流産率を下げたりする効果は
確認できなかったとする臨床研の結果を発表した。
共同通信社より抜粋
流産の原因となる染色体異常がないかどうか
受精卵を子宮に戻す前に検査して
異常ない受精卵を子宮に戻すことで
流産率が下がったり妊娠率が上がるだろうと期待されとったんですが、
実際にやってみたものの
そんな効果は見られなかったと。
もちろん
受精卵に染色体異常があれば流産になる可能性は高ぅて
子宮に戻したところで出産には至らんのんでしょうが、
受精卵に問題がのぅても
出産率も流産率も変わらんのんは
それだけの話じゃないって明らかな証拠でしょうし、
授かる時には授かるけど
そのタイミングじゃない時には少々何かをしても授かれないってこと。
そこはなんなんでしょう・・・
不妊治療に携わっとる人間が
こんなこと言ぅのはなんですが
やはり
神のみぞ知るみたいな領域である気がしてならんのです・・・
それでも
臨床研究の結果の後段では
『患者数を増やして調べれば期待していた結果が出るかも・・・』
なんておっしゃてるそうで。。。
先行しとる欧米の大規模な研究でも
似たような結果らしいんですがね・・・
どこかで大切な気持ちを
忘れとらんでしょうか?
もちろん
研究者の探究心、
その研究で恩恵がいらっしゃる方がいて
それに期待されてらっしゃる方も多いことを否定はしません。
ですが
叶わんこともある。
そのことを忘れずに
であるならば、
そのことを踏まえた上で我々に何ができるのか?
そんな風に考えて欲しいのです。
時間やお金をかけて治療を受ければ
当たり前のように授かることができるハズ。
そんな心持ちが
どこかにないでしょうか?
授かることを望まれとるあなたも含めて
我々ができることは最善の準備だけなんです。
日頃から
きちんと食べてしっかり寝て体調を整え、
生理痛など
婦人科に関わるようなことがあればその改善に取り組む。
血流を良くして
宿ってくれる赤ちゃんにとって温かいベッドを用意してあげる。
つまり
女性が女性らしくを準備する。
できるのは
そこまでじゃないでしょうか?
妊娠・出産は
ほんとうに神秘的なできごとです。
なかなか
人知の及ぶ話ではない。
それだけに
できることをするより他ない。
そんな気がします。
そのお手伝いを東洋医学で。
病院で良くなる病気は病院で!
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これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
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解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
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頼っていただきたい。
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現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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