おせちシリーズ。
最後を飾ってくれるのは
お雑煮。
今までのは
昨日のブログ『煮しめる・・・』と
『そろそろ準備・・・』に『延寿屠蘇散』の3回。
今日のお雑煮を合わせて
4回分を読んで準備してもろぅたら
お正月のおせちは最低限、完成します!!
さて、お雑煮の話。
これも地域性とか家庭の味がいろいろあって、
ヘタなこと言ぅと
猛反論を食らいそうなこだわりを感じることがあります。
そもそもこのお雑煮、
武家社会で儀礼化して餐食には欠かせない大切な食べ物じゃったそうで
それがだんだん庶民の間にも普及していったそうです。
また
正月に餅を食べるんは
長寿を願う歯固めの儀式とも結びついて
縁起がえぇ意味合いが十二分に込められとるんですね。
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ダシは
昆布にカツオ節に煮干し、スルメ、貝などなど。
味付けについても
しょうゆのすましに塩のすまし、味噌などなど。
味噌なんてのは
地方で白味噌、赤味噌、米味噌に麦味噌・・・
数えりゃキリがない。
餅。
丸餅、角餅、生の餅に焼き餅。
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具材については・・・
もう語りません。
いや語りきれません・・・
これらを組み合わせていったら
いったいどんだけバリエーションがあるんか・・・
我が広島の代表的な雑煮を紹介すると
いりこダシで味噌仕立て。
そこに
牡蠣やハマグリを入れて
彩りの野菜をパパッと合わせて餅は丸餅ということで
割と豪華なスタイルが主流じゃということです。
でも、
うちなんかは生粋の広島人じゃけどすまし汁じゃね。。。
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全国的な変わり種を個人的な見解で申しますと・・・
岩手では餅を食べるのに別皿を用意して
クルミのタレを付けて食べるそうです。
新潟ではサケじゃいくらが入っとるそう。
奈良では味噌仕立ての雑煮にきな粉をかけるんですって!
近場の島根ではいわゆるぜんざいらしいです。
四国、香川ではあんころ餅が入っとるそうで
それでいて味付けは白味噌。
個人的には
その味どうなん???って思うものもありますが・・・
そんなことを口にしようモノなら
徹底的に叩かれることでしょうから
そこは
ほんとうにいろいろあるなぁ〜♪ と。
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でね、
お気を付けいただきたいのは
お雑煮は汁物じゃけど
いちばん最初に食べる!こと。
これを一番肴って言ぅて、
これを食べんと宴は始まらないと。
つまり
一年のいちばん初めに口にするのはお雑煮ということで。
さらに
お雑煮は
おかわりすることが大切。
めでたいものを重ねる
という意味合いがあります。
これは
おせちに重箱を使うんと同じ意味合いです。
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ということで
とっちらかった話になりましたが、
お雑煮、お屠蘇に肴三種と煮しめ。
これだけは用意して良い一年をお迎えください!!
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