さぁ、今年はいよいよ
東京五輪・パラが開催されます。
それに伴って
国内のドーピング検査についても態勢が整いつつ
検査が実施される数も増えてきとるようですね。
日本人はこれまで
比較的、規範意識が強い国民性があり
意図的な違反は少ないとされてきてましたが、
ドーピング違反に関しては
意図的かどうかは関係ない。
基本的には
競技能力が向上したかどうか
だけで判断されます。
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というのは、
意図的な違反を犯す人間は巧妙な言い訳を用意するんで
それが
うっかりかどうかなんて簡単には判断できないからです。
そこでアスリートには
身体内に取り込むものすべてに責任を持つよう
義務化されてます。
そんな中、
昨年末にもドーピング違反に関するニュースがありました。
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、
昨年8月に行われた
ハンドボールの全国高等専門学校選手権に出場した当時19歳の選手が
ドーピング規定に違反したため、3ヶ月の資格停止処分を科したと発表した。
共同通信より抜粋
この選手からは
呼吸が苦しい時に気管支を広げて楽にしてくれる
気管支拡張薬『ツロブテロール』という薬が検出されたそうです。
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調べた結果、
喘息の治療を目的にこの薬を使用したことが認められたんで
処罰期間は短めになっとりますが違反は違反ですと。
そういう裁定がきっちり示された訳で、
今回の一件をもろもろの事由から考えますと、
この裁定はある種、
毅然とした態度でこれからは取り締まりますよ!
とのアピールにも見えなくはない訳です。
そんな中、
こちらも昨年末の話で大変申し訳ないのですが、
昨年12月22日に京都市で行われた全国高校駅伝では
日本陸連の山沢 文裕 医事委員長は、
エントリー選手に、
大会前に提出を義務付けた鉄剤注射に関する申告書で、
使用を申し出た選手はいなかったことを明らかにした。
共同通信より抜粋・一部改変
こちらは
貧血の治療に使われる鉄剤についての話。
『鉄剤』の使用については
ドーピング違反にはならんのですが、
酸素を運ぶ赤血球を増やしたいがために
治療目的ではなく
中学生や高校生にむやみに投与しているという話があり、
昨年末から今年頭にかけて問題になっておりました。
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そこで
日本陸連は対策を講じるために
使ったのであればちゃんと理由を明記した上で申告書を出しなさいと。
駅伝などハードな持久系スポーツでは
そのハードさ故に貧血になることがあります。
その治療であれば
致し方ないのではありますが、
身体をぶっ壊してまでスポーツをする意味があるのか?
ということもあります。
ましてや
中学生や高校生、
人生はその先の方が長い訳ですからね・・・
それにもまして
目の前の記録、成績のために
治療目的でなく薬を使用することは
まさにドーピングそのもの。
その精神は
スポーツマンとして犯してはならないこと。
罰せられる、罰せられないじゃのぅてね。
この大会に出場した選手たちは
大会終了後に
血液検査の結果を日本陸連に提出することも求められとるんで、
そこでもゼロであって欲しいなと・・・
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アンチ・ドーピング活動は
フェアな競技を通して
真のチャンピオンを決することともに
アスリートの肉体を守るということが
大きな目的としてあります。
素晴らしい選手たちの
素晴らしい競技を通して感動させてもらうと同時に
その素晴らしい選手たちの
将来を守ることも大切なんです。
2020東京五輪・パラが素晴らしい大会になることを願って・・・
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