不妊治療
最大の壁と言ぅてえぇかもしれません。
子宮内膜の厚み。
西洋医学的には
排卵時に15mm以上が理想なんですが、
ホルモン剤を使ぅても
なかなか厚みを増さん方もたくさんいらっしゃる。
最低でも
10mmを越える厚みが欲しいんじゃけど
厚みがあっても
冷たい、硬い感じのベッドじゃ
赤ちゃんも宿ってはくれない・・・
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イメージの話になりますけど、
厚みのある温っかフカフカのベッドが理想。
干してお日様を浴びた布団って感じでしょうか。
東洋医学的に診て
内膜が薄い方ってのは
生殖をつかさどる腎が弱いとか弱ってる方、
子宮に酸素や栄養を運ぶ血の不足が大きい方。
腎が弱いあるいは弱っとる方は
ムダに消耗しないように
腎を温存してもらうように生活習慣を変えてもらいながら
腎を建て治していきます。
血の不足が激しい方も
まずは生活習慣を変えていきながら
血の不足を補って血の量を増やしていくように治療していきます。
詳しく診ると
腎が弱っとる理由や血が不足する理由ってのが
それぞれの方で異なるもんなんで
その方に合った養生法を提案したり
その方に合った治療方法を選択しますけどね。
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問題なのは
病院で不妊治療を受けてらっしゃる方が
ホルモン剤を使ぅても内膜が厚ぅならんってパターン。
メカニズムを少し考えてみたら、
だいたい14日かけて女性ホルモンが作用することで
子宮内膜がだんだん厚ぅなってきて
排卵期になると
10mm〜15mm以上くらいにはなるハズなんです。
子宮内膜が薄い方は
このホルモンが足りんのんじゃろぅ・・・
ということで
ホルモン剤を投与して子宮内膜を厚ぅしようとしとるのに
子宮内膜は厚みを増してくれん訳です。
それはなぜか・・・
それは
子宮内膜の方の感受性が低いからか
子宮内膜まで女性ホルモンが届いてないから。
そう考えれば
感受性を上げるか届けるようにせにゃイケんのに、
病院の手法を見よると
単純にホルモン剤を増やすだけ。。。
どんな薬もそうじゃけど
過量投与になると副作用が出やすぅなるよね。。。
実際、
それで苦しんどられる方が非常に多い・・・
それとも
他に手がないんかね。。。
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これを東洋医学的に考えると、
瘀血(おけつ)ってのが
めぐりをジャマしとることが多い。
瘀血を除くように治療をしていくと
厚みが増してくることが多いです。
そうすれば
温っかいフカフカのベッドになっていく。
そうすると
たとえ病院でホルモン剤を使うにしても
使用量が減ります。
使用量が減れば
副作用の可能性も少なくなる。
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子宮内膜の厚みが増さない方には
おおむねこんな考え方で治療を進めていきます。
こういった方には
病院での治療だけでなく
東洋医学の併用がオススメだと思ってます。
体質を変えてくみたいな治療になってくるんで
ちょっと時間がかかるけど
無理して体調を崩すより
結果的に早道になることも多いような気がしてます。
お悩みの方はいつでもお気軽にご相談ください。
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