遺伝子だけに支配される訳じゃない・・・

 

 

ヒトの身体は

遺伝子に支配されとると言います・・・

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに

『DNA』っていうのは遺伝子を構成する物質のことで

これ自体は機能を持つというより遺伝子を構成する『モノ』で、

 

 

『ゲノム』っていうのは

『遺伝子情報すべて』を指す言葉になります。

 

 

 

 

『DNA』がいくつか集まると『遺伝子』になって

その『遺伝子』が複雑に絡んでいって

その生物特有の『ゲノム』になるって感じです。

 

 

 

 

 

細かい用語の解説はどっちでもえぇとして

ヒトの遺伝子は21,000 個あまりと言われ、

 

 

これらの遺伝子ヒトをヒトたらしめ

日々の活動をコントロールしていると。

 

 

 

 

 

 

 

それは

生殖活動においても同じで、

 

 

全身の組織や器官は『体細胞分裂』と呼ばれる

細胞分裂の仕方で細胞は増えとるんですが、

 

 

卵子を作る卵巣や精子を作る精巣の中では

ある一時期を境に染色体の数が半分になる『減数分裂』という

特殊な細胞分裂の仕方に切り替わって卵子や精子ができとるんです。

 

 

 

 

 

その半分個になった卵子と精子がひとつになると

遺伝子がちょうど一人分に戻って子どもが生まれてくると。

 

 

 

 

ここでも様々な遺伝子が複雑に絡み合って

『減数分裂』をコントロールしとって生殖が営まれとると。

 

 

 

 

 

 

今回、

熊本大学発生医学研究所の石黒 啓一郎 准教授と

京都大学などの研究グループが

 

 

卵子や精子の形成を促す遺伝子

MEIOSIN(マイオーシン)ってのを発見したと。

 

 

 

 

なんでも

マイオーシンの働きを意図的に阻害すると

卵子や精子が作られないことから

これが生殖にはとっても大切じゃと。

 

 

 

 

ほいで

この『MEIOSIN』は

減数分裂が始まる直前だけに活性化することも分かったと。

 

 

 

たぶん

減数分裂に入る『スイッチ』役みたいなもんじゃろぅと。

 

 

 

 

 

ちなみに

動物がビタミンAを代謝する時に作られるレチノイン酸で

 

 

MEIOSINが活性化して

人為的に減数分裂を誘発することもできることが分かったそうです。

 

 

 

 

 

 

こうやって

遺伝子をコントロールすることで

 

 

生き物の最も根本的な

生殖の過程である妊娠までも左右したいんよね。

 

 

 

ひいては

ヒトを左右したいんよね。

 

 

 

 

 

 

でもね・・・

 

 

妊娠・出産ってのは

それだけじゃない訳です。

 

 

 

 

妊娠しても

十月十日お腹で育み

 

 

出産の時にも

お母さんが身を削って

産み落とさなければならない。

 

 

 

産み落としたら産み落としたで

育てていかなければならない。

 

 

 

 

 

 

究極的には

それらのすべてが

遺伝子でコントロールされとるんかもしれん。

 

 

 

ですが

そのすべての遺伝子を

人為的にコントロールできるんか???

 

 

 

 

いくら

遺伝子の解明が進んでも

それは不可能なんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

さらに言えば

同じ遺伝子を持っとったとしても

その人の日々の生活や環境で

遺伝子の現れ方は変わってくるんです。

 

 

 

 

そう考えると

それらすべてをコントロールすることは不可能

 

 

 

 

 

 

研究者の方々が

ミクロの世界を見つめて

ひとつひとつつぶさに解明していくことを

否定するつもりはありません。

 

 

 

 

 

それが

たとえば治療に活かされ

誰かの光になるのであれば大いに歓迎すべきです。

 

 

 

 

 

その一方で

ヒトをヒトとして大きくみつめる。

 

 

 

このことが抜けた科学なんて

ヒトの役に立つんでしょうか?

 

 

そこを忘れてはならない。。。


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