次亜塩素酸水。
この取り違えがよぅあるみたいです・・・
基本的には
噴霧しないで!!ください。
というのは、
次亜塩素酸水ってのには
実は大きく分けて2種類ありまして・・・
ひとつは
食塩水または塩酸を電気分解してつくったモノと、
もうひとつは
次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かしたモノとがあります。
両方とも
確かに殺菌効果あります。
ですが・・・
次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かしたモノは
基本的にはアルカリ性でけっこう有毒・・・
わかりやすく商品名で言ゃぁ
ハイターってヤツで、
ご経験あるんじゃないでしょうか?
素手で触るとヌルヌルしません???
それも手を洗ってもしばらくの間・・・
あれ、
手の皮脂やタンパク質を溶かしとるけぇなんです・・・
さらに
塩素ガスが発生して
吸うと気管に悪影響がある。
ですから
混ぜるな、危険!
って書いてあるでしょ?
酸性のモノと混ぜると
爆発的に塩素ガスが発生するから・・・
トイレ掃除する時なんかは
窓を開けて換気を確保して手袋を付けて掃除するよう
注意書きには書いてあるハズですよ。
ほいでこれを
酸性に調整した上で
次亜塩素酸水という名で売っている商品が多数ある・・・
こんなものを
部屋の空気の除菌のために噴霧したら
気分は悪ぅなるし、頭も痛ぅなって、気管やられるよ!
咳が止まらんくなって
それこそ気管支炎起こしてそこから肺炎に及んで
コロナじゃないけど最大級の警戒をされてしまう・・・
一方、
食塩水または塩酸を電気分解したモノは
微酸性で
有機物と接触すると瞬時に分解して
ウイルスだけに効果を発揮して殺菌してくれ
人体には影響がありませんよ!
手の洗浄にも使えるんですよ!
なんて
宣伝しとるんが多いと思います。
確かにね・・・
ウソは付いてない・・・
でもね
電気分解で作った次亜塩素酸水は
非常に不安定なので流通に乗せられないのですよ。
これは法律で決まっとること。
こんなうたい文句で
販売しとるもんがあったら
それはすべてニセモノ!
おそらく
一般市民の無知を利用した
次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かして
酸性に調整したモノのハズ。
特殊な装置で作って
その場でジャブジャブ使うことだけが認められとるんで、
たとえば食品工場で
野菜の洗浄・消毒などで使われるもんなんです。
確かにこれは
先ほど言ったような
有機物と反応してウイルスに対する殺菌効果や
手の洗浄にも使えるってことが認められております。
じゃぁ
これを噴霧したら
空気の除菌ができるんじゃないか?
って、
思いたいでしょうけど、
先ほども申し上げました通り
非常に不安定なモノなので、
作ったその場ですぐに噴霧できればまだしも
流通に乗って
商品として出回っとるうちに
有効成分はなくなっとるんです。
ですから
売られとるモノでは殺菌効果はほぼ期待できん。
さらに
特殊な装置を手に入れて
作ってすぐに部屋に噴霧したところで
空気中などに漂っとる有機物ってのは
何もウイルスだけじゃないんですよ。
いろんなモノが漂っとる訳で
効率的に殺菌できるか?と言われれば
その他の理由とともにほぼ無意味・・・
今、国の機関で
一応、その効果を確かめようと実験を進めとるようですが、
少なくとも現段階では
効果が認められないことと
もしかすると
人体への有害性があるかもしれないとのことで、
噴霧はしないでください!
という正式なアナウンスがなされております。
新型コロナに対する不安のあまり
少しでも効けば・・・なんて淡い期待を寄せて
リスクを犯すには値しない!って話です。
とは言えね・・・
次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かしたモノを
自治体が配ってたりする例も多々ありましたから・・・
理科が得意じゃない方は
理解できませんよねぇ・・・
しかも
どちらもその溶液は
次亜塩素酸水って呼ぶしね・・・
法律で
名前を決めてしまえばえぇと思うけど・・・
ちなみに
次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かしたモノは
要するにハイターですから
拭き掃除には使えますよ♪
換気を良くして
ゴム手袋でもして拭き掃除してもらえれば
ウイルス対策にならんことはないですから♪
それでご利用ください!!
噴霧はどっちもダメ!で
覚えておきましょう♪
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