過労や強いストレスが
うつ病を引き起こす原因のひとつ
ってことは
まぁ知られてきてますよね。
さらにその先の
身体の中のメカニズムを
解明しようとするのが科学。
過労や強いストレスが
なぜ、うつ病を引き起こすのか?
その謎の答は
あるウイルス由来のタンパク質のようだと
東京慈恵会医大のチームが
このほど確認したそうなんです。
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このタンパク質は
うつ病の発症リスクを大幅に高めるみたいで、
そうでない人に比べ
12倍以上うつ病になりやすかったと。
まずは
あるウイルスってのは、
赤ちゃんの時にほぼすべての人がかかる
ヒトヘルペスウイルス6。
赤ちゃんの
突発性発疹の原因ウイルス。
一度かかると
身体内に潜伏感染しとります。
つまり
ほとんどの人が持ち合わせとるウイルスなんで
ウイルスがおること自体が
うつ病を引き起こす訳じゃない。
そこから宿主である人が
ストレスなどで疲れてくると
ヘルペスウイルス6はヒトの唾液中に出てきて、
そこから鼻の方に逆流して
さらにそこで悪さをしてタンパク質を作り出し
記憶をつかさどる
海馬での神経再生を抑制しとる。
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それがきっかけで
意欲減退が起こるんじゃないか?
つまり
うつ病になるんじゃないか?
と。
このタンパク質の存在は
血液検査で測ることができ、
発症の仕組みを調べる手がかりができたことで
治療方法にも活かせるんじゃないか?
そんな風に期待されとるようです。
科学ってのはこうやって
身体の中の目に見えないメカニズムを
物質的に見つけて行く。
それはそれで
病気の解明につながるし
治療法の開発につながるんで
大いに歓迎すべきことなんじゃけど、
そうやって
物質的な面だけに頼って病気にアプローチする
クセが強い・・・
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分かった原因の
そこだけにフォーカスして
マクロな視点を忘れがちになる所に
悪いクセがあるような気がする・・・
そこだけにアプローチしても
たとえばストレスフルな環境が改善されなければ、
一瞬、良くなっても
また同じことを繰り返す。
おそらく
そうじゃないですか?
つまり
本人がそのストレスフルな環境に
打ち勝てるように変わっていくか、
周りのストレスフルな環境を
変えていくか、
そのどちらか、
または両方を視野に仕入れて
そういったことにアプローチしていかなければ
本当には良くならないと思うんですよ。
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もちろん
簡単なことじゃないですよ。
でも
東洋医学はそういったことを視野に
局面に片寄り過ぎないように
全人的にアプローチを進めていきます。
そのためには
患者さん自身にも変化を求めます。
それができるように
精一杯サポートしますから・・・
いっしょに変わっていきましょ!
いっしょに変えていきましょ!
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