うちで
不妊治療に力を入れてきて
もう何年になるでしょうか・・・
うちのような小さな鍼灸治療院でも
けっこうたくさんの方が
不妊治療に取り組んでいらっしゃってて、
そう考えると
悩んでらっしゃる方が
こんなにもたくさんいらっしゃるんだな・・・と。
いつも思う訳です。
そんななんですが
最近、多くなってるのが
営みがない中での妊娠希望・・・
正直、
これって難しいんですよねぇ・・・
そりゃ現代では
西洋医学の不妊治療において
技術の進歩は著しいもんです・・・
女性の卵子を
身体外に取り出して、
男性から採取した精子と
受精させた上で女性の子宮に戻すことで
理論的には妊娠が可能ですけど・・・
というのは
精神性の話ではなく、
肉体的な意味でも難しさが出てくるんですよ。
というのは
することをしないと
身体のスイッチが入らないと言ぅか・・・
することをすることで
男性でも女性でも身体のスイッチが入って
それに伴って複雑で絶妙な身体のメカニズムが動き出す。
分かりやすい例で言ぅと
ホルモンなんてものはスイッチが入ることで
驚くほど精妙に連鎖していってコントロールされとるんです。
それを
身体外から飲み薬じゃったり注射薬じゃったりで
コントロールを試みても
人間の身体がするようにはなかなかいかない・・・
ですから
ほんとうのところは
営みをもって欲しい・・・
ただ身体的理由で
それが難しい場合もある・・・
それはそれで
治療すべきであって
はりやおきゅうはお役に立てるんですけど、
塩分の摂り過ぎが
男性の機能不全に関係があるかも・・・
と。
名古屋市立大学 大学院
医学研究科臨床薬剤学分野の木村 和哲 氏と
徳島大学 大学院
医師薬学研究部泌尿器科学分野の岸本 大輝 氏らの共同研究で、
塩分過多は
血圧への影響とは別の経路からも
EDを引き起こす可能性がある。
と、結論づけてらっしゃいました。
その理由は
いろいろありましたけど、
その理由のひとつに
食塩が多くなり過ぎると
血管の拡張作用が低下して
海綿体に流れる血流量が減ると。
東洋医学的にも
生殖器をつかさどる腎は塩分(鹹味)と深い関係がありますが、
塩分が多くなり過ぎると
結果的に腎の陽気が減ります・・・
つまり
勃ちにくくなる・・・
この辺りが考えられる場合は
治療よりも食生活の改善が必要・・・
東洋医学で治療をしていくと
治療だけじゃどうにもならんことがけっこうあって
それらのアドバイスも
併せてさせていただいております。
にわかに
信じられんことかもしれませんが、
そういうことが大切なことも多いってことを
ご理解いただければと思うのです。
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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