厚生労働省が
医療機関を対象に初めて行った
不妊治療の実態調査結果より。
体外受精1回の平均費用は約50万円だった。
施設ごとの請求額に大きな開きがあり、100万円近いケースも複数あった。
まずは苦言を･･･
今年の1月から
不妊治療の助成制度を拡充し
初回のみ30万円、
2回目以降15万円じゃった助成額を
2回目以降も30万円にしたり、
2022年4月からは
不妊治療を保険適用の対象とする方針を示しとるのに、
実態調査したの
初めてなんか〜いっ！！
何を基準に
助成金額を引き上げたん？？？
そんなどんぶり勘定で
政治を回しとって大丈夫なん？？？
と、苦言はさておき。
この調査結果によりますと･･･
一般的な治療法である精子を直接、子宮に注入する
人工授精で平均3万円。
卵子を体外に取り出して受精させてから子宮に戻す
体外受精で平均50万円。
(あっ、でもこれ顕微授精ではないです。)
男性から顕微鏡を使って精子を取り出す手術が
平均32万円じゃったそうです。
このお値段をサラッと見ただけでも
なかなかのお値段ということは
分かってもらえるんじゃなかろぅかと思うのですが、
たとえば
人工授精するにしてもホルモン剤を使ぅたりすれば
またいくらか上乗せになる訳ですし、
人工授精や体外受精をする前に
いろんな検査をしたりすれば
当然、もっとお金はかかる訳です。
この調査では
当事者にも調査してまして
体外受精を受けた
平均回数は3.7回。
10回以上受けた方も
1,636人中30人いらしたと。
体外受精が1回平均50万円ですから
3.7回受ければ約200万円かかって
体外受精を受ける前に
男女両方の検査をしたり薬の投与がプラスαになると･･･
平均して¥3,000,000-くらい
かかってるんじゃないかと。
まぁ
お金の問題じゃない話かもしれませんが、
うちで治療させてもらっとる方で
年齢的な問題もあって
急いでらっしゃる方ってのも
確実にいらっしゃいます。
でも
東洋医学的にまだ整っとらんうちに
体外受精に踏み切られる方も多い｡｡｡
お母さん、お父さん、
とくにお母さんの身体が整っとらんうちに
焦って体外受精に踏み切っても
えぇことにならん･･･ケースが多い。
ただ
妊娠・出産ってのは不思議なこともありまして、
絶対、ダメかと言われれば
これが不思議と妊娠される方もいらっしゃるんで
絶対早い！と
断定的に止めることはできんのんですが、
治療を続けさせてもらう中で
焦らず身体を整えませんかとは
提案させてもらうことがあります。
これだけの
お金がかかる訳ですからね。
いや、
それ以上に心配なのは
失敗に終わった時の
落ち込みが心配なんです。
金銭的な問題や肉体的な問題以上に
精神的な問題はものすごいダメージになるから。
なるべく準備を整えてから
チャレンジして欲しいのです。
助成額が増えたり保険適用になることは
望まれるカップルの負担を減らすことになるんで
大歓迎ではあるんですが、
安易な方向に走れば
人が今まで以上に傷付くことにならんとえぇな･･･
と思ぅております。
これまで以上に気を引き締めて
東洋医学でサポートできるようひき続き精進してまいります。
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