2021年4月2日の朝日新聞に
心温まる話が掲載されてました。
午前10時半、
千葉市若葉区の自動車販売整備業『エーゼットファクトリー』の朝礼。
新入社員の内藤 純子さん(18)があいさつすると、温かい拍手で迎えられた。
とまぁ
ここまでの話は
なんてこない話ですが、
この記事の主人公、内藤さんは
難病の筋ジストロフィーを患ってらっしゃるんです。
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小学校高学年の時、
診断が確定したそうなんですが、
長時間の歩行や重い物を持つのは苦手じゃけど、
会話に不便はない。
外出時には
車いすを利用されとるそうです。
お父さんは工場を営んでおり、
その姿に憧れてたそうで、
高校3年生で進路を考えている時、
見付けたのがこの会社の整備士募集だったと。
とは言え、
本人も事務職くらいじゃろぅなと
考えとったそうで、
整備士の募集に対して
ダメ元で事務職の求人を問い合わせてみたら・・・
この会社の
小野田 直 社長の回答は・・・
『車いすの営業マンなら募集していますよ。』
という意外な話じゃったと。
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もうここまででも
えぇ話なんですが、
いや、実は
そんなお涙ちょうだいの
安っぽい話じゃないんです。
小野田社長の
思惑ってのがちゃんとありまして、
この会社は
福祉車両の整備も手掛けてる。
取引先には
福祉施設や障がい者も多い。
つまり
彼女の採用は
戦略的にも理に適っとって
『彼女は当事者。
僕らが気付かないことにも気が配れ、
さらに良いサービスが出来る』
と、小野田社長はおっしゃる。
ちゃんと
内藤さんを活かしとるんですよね♪
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言葉を使い間違ぅとったら
ゴメンナサイね・・・
彼女を哀れむとか
彼女を助けるとか
そういう視点じゃのぅて、
WinーWinの関係と言いますか、
その人の役目をきちんと見分けとると言いますか。
そもそもは
営業職の募集をしとらんかったそうですが、
彼女から話を聞いた時
ちゃんと彼女を活かせると踏んだ訳ですよ。
こういうのって
人として嬉しいじゃないですか。
粋に感じられて
頑張れるじゃないですか。
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将来的には
彼女ひとりで自動車を運転して
営業に回ってもらう予定で、
全国に数十台しかない
特別仕様の『ジョイスティック車』を
改造費を含めて500万円で用意したそうで。
いやぁ
この小野田社長ってすごい人だなぁ・・・って♪
優しくて
懐が深くて
人を活かすことが
よぅ分かってらっしゃる気がする。
何から手を着けたらえぇんか
よぅ分からんのんですが、
ワタクシも
そんな風になりたいと思い、
手帳にこの記事を
とりあえず書き写しました。
何度も読み返して
いつかはこんな男になれるように
これからも精進していこうと思います。
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