親としては
長年、ツライ思いをする
わが子のアトピー性皮膚炎。
いったん発症しちゃうと
簡単には良くならないんで
ずっと気をもんじゃいますもんね。。。
なんで発症しちゃうか?
といぅと、
遺伝的な要因、
食べ物なんかの環境的要因など多岐に渡っとって
ひとことで
説明が付くような話じゃないですが、
今回は
その要因のひとつと考えられる事実をご紹介。
環境要因の1つと考えられているのが、
妊婦の抗菌薬使用による胎内暴露と、生後間もない時期の抗菌薬処方だ。
スウェーデンでの
大規模な研究の話なんですけど、
母親が妊娠中に
何らかの感染症の治療のために
抗生物質を使うと、
妊娠初期で1.10倍、
妊娠中期で1.08倍、
妊娠後期で1.12倍ほど
子どもが
アトピー性皮膚炎になる
リスクが高まったと。
さらに
母親が受ける治療回数が多いほど
アトピー性皮膚炎になるリスクが高まると。
また生後1年以内に
何かしらの感染症の治療のために
抗生物質を使うと、
1.52倍ほど
アトピー性皮膚炎になる
リスクが高まったそうなんです。
とくに
皮膚や軟部組織の感染症の治療に抗生物質を使った場合は
2.93倍になってたと。
もうちょっと
専門的なことを言ぅと、
狭域抗菌薬の方が
広域抗菌薬を使うよりは
アトピー性皮膚炎になるリスクは低かったと。
つまり
マルチに効き目のある抗生物質よりは
なんの細菌かきちんと特定して
狙いを定めてきちんと抗生物質を使う方が
アトピー性皮膚炎にはなりにくいと。
これらの結果から
赤ちゃんがお腹にいる間や生後一年くらいの間に
抗生物質を使うと
アトピー性皮膚炎になるリスクが高くなると。
さらに
抗生物質により腸内細菌叢の成熟の遅れが
アトピー性皮膚炎のリスクを高めちゃうんじゃないかと。
ただですね・・・
誤解して欲しくないのは・・・
こういう話をすると
必要な時でさえ抗生物質を嫌う方が出てくる・・・
これは間違いです。。。
抗生物質が必要な時ってあります。
その時にはきちんと使って早めに治す。
そうした上で
発酵食品などを意識的に摂って
腸内細菌叢をすばやく回復させたりってすること。
今はだいぶ減りましたが
必要のない一般的なカゼでも
抗生物質を処方される先生もいらっしゃいます。
そういう
不用な抗生物質は避けて欲しいのです。
ですから
できるんであれば抗生物質は避けてくださいと
こちらの希望をお医者さんにお伝えして
それでも
必要なんですよと
きちんとお話しくだされば
それはそれとして
気持ちを切り替えて
きちんと早く治すこと。
また
東洋医学みたいな
伝統的な医学も考慮してみること。
カゼを治すくらいなら
東洋医学でも対応できますから。
もちろん
病院での治療が必要な場合は
きちんと説明させていただきます。
医学を
正しく使うこと。
変に恐れ過ぎない
必要なときにはきちんと使う。
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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