女性の生理のことを
月経と呼ぶことはご存知かと。
中国では
月事とか月水と呼ぶことは
ご存知でしょうか?
タイ語では『月の周り』、
インドネシア語では『月が来る』と呼ぶそうです。
英語では『menses』と呼び、
語源は古代ギリシャ語の『mene』(月)。
ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語など
ヨーロッパ諸国でも月を語源としているそうです。
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時代や民族、地域や文化を越えて
女性の生理は月と深く関わる言葉で
言い現されているのです。
なぜか?なんて言わんでも
お気付きでしょうが・・・
生理周期は
月の周期の29.5日に重なるから。
これは
人類共通の女性のリズムなんです。
現在、女性の生理周期は28日が最も多く、
それが正常だと考えてらっしゃる方も多いかと思うんですが、
今よりも夜間の照明が暗かった昭和25年の統計では
30日型がもっとも多かった・・・
という事実はご存知でしょうか?
昭和16年の調査では
28日型は3%以下じゃったそうです。
また
1960〜1980年代に海外で行われた統計でも
生理周期が月の周期と同じ人は約70%だったとか。
さらに
満月か新月の時期に
生理、排卵があることも分かったんですって。
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話は変わって
自然界で月の周期の
影響をもっとも受けているのは海。
人間の身体の中で
この話を置き換えて考えてみると・・・
血流とは
まさに生命を育む海そのもの。
お腹の中で赤ちゃんが育つ場である羊水も
母親の血流から作られた海と言ぅても過言ではないんです。
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お腹の赤ちゃんが
産み落とされるまでの期間が
十月十日(266日)なのも
月の周期(29.5日)のほぼ9倍になるんです。
東洋医学で言う9は
これ以上、大きい数字はないという
最大の陽数とされてますからね。
月の周期が最大の陽数分である9周目に
陽の塊である赤ちゃんが産み落とされるのです。
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自然っていうのは
実に巧妙な仕組みで流れているんですよね。
そういった流れを
実につぶさに観察してきたのが
世界各国にある伝統医学。
東洋医学も
そのうちのひとつ。
だから
東洋医学の知恵を
あなたの人生に活かすことに大切な意味があるのです。
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