リアル・ワールド。
直訳すると
現実世界でしょうか。
この反対の言葉を考えると・・・
バーチャル・ワールド?
仮想世界になるんかな???
医療の世界では
クスリや治療法を開発する時に臨床試験とか治験と呼ばれる
実際の世の中で使われる前に
試験的に安全性とか有効性を確かめます。
そういうものを経て
実際の世の中で患者さんなどに使われるんですが、
それを
リアル・ワールドと呼ぶんです。
臨床試験っていうには
厳密に実行して厳しく審査されるんですが、
やはり
リアル・ワールドでのデータは
それ通りに行かんこともあるんです。
ですから
医療の世界では
リアル・ワールドのデータも
随時、継続的に評価して安全性や有効性を確かめていきます。
で、
米国疾病予防管理センター(CDC)のMark G. Thompson 氏らが
医療現場の第一線で働く医療従事者がワクチン接種した結果について
いろいろ評価・報告しておりました。
ワクチン接種をしたにも関わらず
新型コロナウイルスが検出されたのは
3,975例中204例の5%。
このうち
2回目接種してから14日以上経過しとる人からは5例。
1回目の接種から14日は経過しとるんじゃけど
2回目の接種から14日未満の人から11例。
ワクチンを接種してない人では156例だったと。
こういった結果から
2回目接種してから14日以上経過した人での
ワクチン有効率は91%。
1回目接種して14日以上は経過したけど2回目の接種はまだか、
2回目接種から14日は経過しとらん人での
ワクチン有効率は81%だったと。
また
1回でも接種して14日以上経過しとれば、
新型コロナウイルスに感染しても
ウイルス量は40%少なかったし、
発熱症状リスクも58%低く、
病状が悪ぅてベッドで伏せっていた期間も
平均で2.3日短くなったと。
今回の研究対象者は
医療の第一線の方々ですから、
一般の人よりも
圧倒的にリスクは高い人達。
それでも
リアル・ワールドでも
ワクチンの有効性はあるという結果でしたよと。
確かに
関東圏でのPCR陽性者もどんどん増えてきとる状況でも
多くの人が接種を済ませた
高齢者層の患者さんの数がそれほど増えてないってね。
これから
打つか、打たないかっていう方は
こういった
これから出てくるデータにも注目していただいといて
打つか、打たないかを考えてみてはいかがですかね?
以前と
気持ちが変わっても別にえぇんですから♪
なるべく最新の情報を集めながら
ご自身で判断してくださいね♪
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