先週、報道され
Yahooニュースにも出てましたが・・・
愛知県豊明市にある藤田医科大学は
新型コロナウイルスのファイザーのワクチンの効果を調べたところ、
接種から3か月後には
抗体の量が4分の1ほどに減少することがわかったと発表しました。
いろんなメディアの
タイトルって言ぅんですかね?
ヘッドラインって言ぅんですかね?
おおむね
『3ヶ月で抗体量1/4』みたいな
目を引く書き方してましたね。
ワクチン反対派の方達は
このニュースを基にして
こんな効き目のないワクチンは必要ない!
みたいな論を張っていくんじゃなかろぅか・・・
そんな風に即座に思ったんですが、
案の定、
そういった方々もSNS上ではお見かけしました。
あのね・・・
ヒトの免疫システムってそんなに単純じゃない!!
ですよ。
ということは
お伝えしときたいなと。
ヒトの免疫システムっていうのは非常に巧妙にできており
何重にも防御装置が張り巡らされとります。
大雑把に言ぅと
自然免疫と獲得免疫ってのに分かれとりまして、
まず
自然免疫ってのは
相手を選ばずとにかく侵入者を見付けたら攻撃を開始してくれます。
一方、
獲得免疫ってのは
特定の相手だけを狙って攻撃をしてくれます。
で、
自然免疫ってのは
とにかくスピーディーに攻撃を開始してくれる。
獲得免疫の方は
特定の相手を狙い定めて攻撃する分、
特定の相手に対する専用兵器を作り出すみたいなもんなんで
攻撃開始するまでにちょっと時差が生まれる・・・
つまり
ちょっとトロい・・・
さらに
獲得免疫ってのは
液性免疫と細胞性免疫に分かれとって
液性免疫ってのが
主に抗体が活躍するシステムなんです。
今回、
ワクチン接種後の抗体が減ったっていうのがコレ。
ワクチン接種したら
この抗体を作ってくれるんですけど、
しばらく
コロナへの感染がないと少しずつ壊れていくんです。
で、
3ヶ月もすれば1/4に減ってたと。
じゃけどね、
ワクチン接種をした時に
もうひとつ説明がまだ済んどらん
細胞性免疫ってのも作動するんですよ。
この細胞性免疫ってのは
ウイルスを直接、攻撃する訳でなく
ウイルスが感染しとる細胞を攻撃してくれるんです。
で、その一部は
新型コロナウイルスのことを記憶しとるんで
時間はかかるけど専用兵器でぶっ潰してはくれる。
これが
重症化予防が働くメカニズムです。
もうちょっと分かりやすぅ言ぅと
まずはパン工場でもイメージしてください。
あるパンを販売したら爆発的に売れたんで
在庫を抱えるほどにパン(抗体)を作ってみたんじゃけど、
消費期限が切れてくもんが出てきて
パン(抗体)の在庫は減ってきたんじゃけど、
パン(抗体)を作るレシピや設備はちゃんと残しとるんで
少しだけ時間かかるけど量産体制はいつでも取れてます!!
みたいな感じ。
ですから
今回の研究で分かったことは
3ヶ月もすれば
在庫は減っとるってことだけ。
ご要望とあらば
少しお時間をいただければ量産できますよ♪
っていうところは解明してない訳ですよ。
つまり
発症予防効果は落ちるかもしれんけど、
重症化予防のことまでは何も言ってませんからね♪
って話です。
そしておそらく
これまでの経験から言ぅと、
量産体制は残っとって
重症化予防に関しては大丈夫でしょう!!
ということを
意図的に骨抜きにして語る人を
信用してはいけませんよ!
ということは
お伝えしておきたいなと。
事実、
藤田医科大学の発表を確認してみたところ、
ただし、
ワクチンの効果は抗体産生だけでなく、細胞性免疫によるものもあります。
抗体価の低下が
どの程度ワクチンの発症予防効果、重症化予防効果などの低下を示しているかは
今後も研究が必要です。
と、ちゃんと書いてありました。
今回の話はワタクシが
ワクチン推進派とかって話じゃのぅて、
無用な不安をあおる方達の
まるで科学的な物言いにダマされんでね!
と言いたいのです。
こういう方達は
自分の都合の良いように話を切り取ってお話しされますが、
それは科学的ではないし
なんなら宗教的な雰囲気さえ感じます。
そんな話に乗ってしまえば
負わんでえぇ損失まで被る可能性がある。
それは防ぎたいのです。
ワクチンを打つか打たないかはあなた次第。
変なデマみたいな話に乗ってワクチンを打ちたくない!
って、おっしゃる人よりは
注射の針が恐いけぇ打ちたくない!!
っておっしゃる人の方がよっぽど正しいのです。
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